馴染みのタイヤショップに4種類のアルミホイールの見積を依頼しましたがどれにしようかまだ迷っているしんこです。
こちらの続き。
キャンピングカーで行く四万温泉 Day2続き
四万温泉 積善館
迷宮の館内移動からのチェックイン&クーポン券受け取り
さて佳松亭 積善の駐車場から玄関に入りますが,そこは積善館の本館ではなく佳松亭の5階。
総合フロントで自分が宿泊する本館フロントまでの道順を示した案内を渡されて説明を受けます。
最初は館内のレイアウトを理解しようとしても無理なので,案内と館内の道標に従ってエレベーターで降りて渡り廊下を歩き,またエレベータで降りて…と進んで何とか本館フロントに到着。
予防接種済証と運転免許証を提示して無事に宿泊割引クーポン適用でチェックイン。
嫁さんにも運転免許証を持っているよね?と出発前にしっかりチェックしておきましたよ。これ極めて重用。ねtotsuspoさん!
最後に県内の加盟店で利用できるクーポン券を受け取りますが,クーポン券は紙ではなく「region PAY」アプリをスマホにダウンロードして,QRコードから「愛郷ぐんま全国割」にチャージする方式でした。
最初は面倒くさいなあと思いましたが,あとで紙のクーポン券より圧倒的にいいじゃんということに気づきます。
積善館を探検
さてこちらはお部屋にあった積善館 全体図ですが,自分が今見ても難解ですね。
大雑把に言うと,まず慶雲橋から見える本館の玄関がグランドレベルで1階です。
積善館は本館の裏手が山の斜面になっていて,奥に連なる別棟の山荘,佳松亭は段々に建てられているので,下から順番に上がっていくとわかりやすい。
一番手前の本館は1階から3階の3階建て。本館3階の渡り廊下+階段で本館裏手にある山荘の3階に接続。
山荘は3階と4階だけの2階建て。
そして山荘の裏手になる佳松亭とは山荘の4階から「鏡の廊下」という渡り廊下で佳松亭に接続。佳松亭は4階から8階だけの5階建てとなっています。
佳松亭の5階に総合フロントや売店,玄関があり駐車場へはここからアクセスします。
さて最初に話をすると混乱するので後回しにしましたが,山荘の3階or4階からエレベータに乗って2階に降りると目の前に展開するのがこの景色*1。
「浪漫のトンネル」です。
エレベーターとトンネルが直結しているのにも驚きますが,本館3階の廊下から見える坑口と土被りの佇まいに萌え。
まじで隧道じゃんか。
本館フロントの脇にある歴史資料室で見つけた色紙。
やっぱりモデルにしたのか?
その他にも楽しく迷子になるルートがいくつもあるのでチェックアウトまで飽きることはありませんでした。
お 部 屋
今回宿泊したお部屋からの景色。
広縁の窓から赤い慶雲橋と元禄の湯・向新が良く見えます。眺め最高。
夜は22:00までライトアップが楽しめます。
部屋から見るのだけではあれなので,慶雲橋からお約束のナイトシーンを撮影。
なお本館は”湯治の宿”なのでお布団敷きはセルフサービス。トイレは共用となっていますがリニューアル直後らしく,驚くほどモダンな作りで全く不便さはありませんでした。
お 風 呂
利用できるお風呂は3か所。
入浴できるのは25時までで,翌朝は5時から。
お部屋から最も近いのがこのお宿の見どころでもある元禄の湯。
いままでどこのお宿にもなかった白い壁と石造りの床と小さな5つの浴槽。なんとも大正ロマン溢れる浴室。
なお浴室内の写真は全て積善館公式Webサイトのフォトギャリーから引用。
窓の意匠とか小さな浴槽に分かれているところは法師温泉 長寿館に似てますね。
いやあマジでこのお風呂に入りたくてここまできたと言っても過言ではない。感激!
ここへくる直前に”テルマエ・ロマエ”を見てしまったので,風呂に浸かっている間は頭の中にずっと「ルシウスよ。テルマエに浸かって明日のローマについて語り合おうではないか!」という皇帝ハドリアヌスの声が聞こえてました。
最もこちらの温泉はロケ地ではないんですけど。
宿泊者がたくさんいるのでざわついた雰囲気なのかなあと思ってましたが,それほど長湯しない(できない)のか,1人で独占できる確率が高かったです。
元禄の湯入口の脇には飲泉も。
お次は山荘4階の無料貸切風呂・家族風呂の山荘の湯。
2室あります。これまた競争率が高くてなかなか入れないと予想していたものの,自分が行った1日目の夕方&翌朝の2回とも空いてました。
そして佳松亭5階の杜の湯。内風呂と露天風呂があってシャンプーやシャワーが備え付けられているのはここだけ。
しんしんと冷え込んだ早朝に浸かる露天風呂は最高の贅沢。なかなか出られなくなっちゃうのでのぼせないように気をつけて。
その他に事前予約制の有料貸切風呂 積・善がありますがこちらについてはスルーしてます。
食 事
食事は”湯治の宿”らしくちょっと質素めのお弁当スタイル。
夕食は食事会場から自分で運べば部屋食もOK。
自分も部屋に持ってきました。
オープン!飲みながら食すのだったら部屋食の方が気兼ねがないです。
朝食もお弁当スタイル。
夕食に比べたらこちらの方が品数豊富で豪華じゃないか?
量はどちらも充分でしたよ。
キャンピングカーで行く四万温泉 Day3
温泉街&四万の甌穴群散策
便利だった電子クーポン
朝もお風呂をたっぷり楽しんで10時ギリギリに積善館をチェックアウト。
温泉街を散策します。
ちょっと気になる河原の湯共同浴場。
でもふやけていてもう湯には浸かれぬ。
「まんじゅう」の看板に釣られてさっそく買い食い。¥100のまんじゅうを2個お買い上げ。
「愛郷ぐんま全国割」クーポンが使用できるというので,電子クーポンでの支払いの練習をしましょうとアプリを動かします。お店の人に指南されながら支払い完了。
ここで気がついたのは紙クーポンだったら¥1,000単位でお釣りが出ないので少額の買い物には使用しにくいですが,電子クーポンだったら¥1,000未満の買い物でも気にせずじゃんじゃん使えて無駄がないということ。
最初は面倒だと思いましたが,いいぞ電子クーポン!
さて駐車場に戻って出発するべか。
四万の甌穴群
積善館の駐車場を出発して約4km。四万の甌穴群に寄り道です。
甌穴とは何ぞや?についてはこちらをご覧ください。
なかなか良い眺め。
しかしもっと気になるのはこちらの森のカフェKISEKI。
赤々と燃える暖炉に惹かれてふらふらっと店内へ。
そして花より団子でソフトショコラオレ¥550を発注です。もちろん電子クーポンでお支払い。¥4,000分持っているのでやりたい放題。
赤城山大沼へ
登利平 原町店
国道353号で山を下って次の目的地は登利平 原町店。
こちらで群馬県民のソウルフードらしい”鳥めし竹弁当”¥750を調達。¥100アップすると”松弁当”があるのですが,おすすめは”竹弁当”とのこと。
これは赤城山大沼での昼食でいただくことにします。
残念ながらこちらは地域クーポン取扱店舗ではありませんでした。
赤城山大沼
この時期の赤城山大沼は全面結氷していてわかさぎ釣りが楽しめたりするということなのでぜひ見たいと思い行ってみました。
途中で道の駅に寄ったり,買い物したりしたので赤城山大沼到着はすっかり遅れて14時頃。
標高1000mを超えたあたりから凍結した路面が現れ,気温は氷点下に。さらにカルデラの外輪山を越えて大沼に近づく頃には強風が吹き荒れるという下界とは全く異なる過酷な気象状況です。
大沼探検は後回しにしてまずはお弁当を食べましょう。お腹空いた。
開封!期待通りに美味し。
一息ついたら爆風で大荒れの湖面を目指します。
凍結した湖面にGO!
地吹雪で氷の粒が顔に当たって痛いっ!
でも写真じゃぜんぜん伝わらないですね。晴天で気持ちの良い風景にしか見えません。
わかさぎ釣りってもっと楽しげなのかと思ってましたが,こんな環境では絶対いやです。見るだけで充分。
でも貴重な体験で面白かったぜよ。
さて撤収です。
山を下って下道をのんびりと150km移動。19時頃に帰宅しました。明日は日曜日なので片付けは翌日にしましょう。
これにてキャンピングカーで行く四万温泉の旅は完結です。
*1:写真はエレベーターに向かって反対向きに撮影したものです。