2024年の元旦から休むことなくランニングを続けているしんこです。
今日で26日連続出走。雨の日は不出走にしているので,今年は雨が少ないということですよね。先週の日曜日は朝から土砂降りでしたが,夕方には回復したのでいけちゃいましたし。
あとは今のうちに距離を稼いじゃおうという目論見もあり,今日までで約80km=8日分先行してます。今後ちょっと長めのくるま旅に出ると、貯金はあっという間に減っちゃって借金生活になるのでもっと稼いでおきたいわあ🏃♂️💦
今回は昨年末に雪の温泉へくるま旅をしてきたお話。
12月の恒例行事 雪の温泉へくるま旅
今年は土湯温泉 山根屋旅館へ
毎年12月の恒例行事となっているが雪の温泉へのくるま旅。車中泊ではなく温泉宿に宿泊するのでくるま旅と言えるのか甚だ疑問ですが,道中に車内で食事をしたり,ティータイムを楽しんだりするので,キャンピングカーならではの楽しみをしているということで良しとしましょう。
さて今回の目的地ですが,昨年は宮城県の青根温泉 湯元不忘閣まで足を延ばしたところ結構な距離感だったので,今年は少しコンパクト目にして福島県の土湯温泉を目指します。お宿は山根屋旅館を1泊2日で予約しました。
さて,どんなお湯と雪景色が待っているのか楽しみです。
土湯温泉までの道は以前から何度も通ったことがあるド定番ルートなので,景色に目新しさはないのですが,途中の寄り道で変化をつけてみます。
雪の温泉2023 土湯温泉 山根屋旅館 Day1
温泉宿宿泊当日の朝に出発
自宅から土湯温泉 山根屋旅館までGoogle マップによると,下道で220km,約5時間。
寄り道しても15時には余裕で到着できそうなので,いつものような前日夜からの移動ではなく当日の朝6時に出発です。
前日の夜に清水タンクへの給水や飲み物,荷物の積み込みなどは済ませておいたので,身支度を整えたら即発進!
朝に出発するくるま旅では,朝飯は朝マックがお決まりのルール。ということで近所のドライブスルーで調達。支払はdポイントで!もいつもの習わしなのですが,2024年1月14日をもって取り扱いが終了しちゃったんですよね。
これからどうやって有効活用しようかしらdポイント。
ソーセージマフィンをほおばりながら,北へ向かってスーパーロングトレインを走らせます。
豊年餅屋
途中の道の駅 ばとうで休憩&お買い物したりしながら移動すること4時間ちょっと。
10時過ぎに須賀川市の豊年餅屋に到着です。
過去の投稿に何度も登場している,須賀川ではリピート必至の和菓子屋さん。
営業自家は8:00~12:00で,売り切れたらそこで終了のお店なのですが,自分の場合は午前中の早い時間に須賀川を通過するパターンが多いので,寄りやすいんですよね。
店内には陳列棚やお品書きの類は一切ありません。時期によって作られるものが違うようですが,この日も大福と柚餅子を2個ずつお買い上げで¥440。
時間が経つと固くなってしまうので,すぐに食べないとあかん。
円谷英二ミュージアム
豊年餅屋からわずか3分で到着したのは,円谷英二ミュージアム。
昨年は須賀川特撮アーカイブセンターに行きましたが,円谷英二ミュージアムに展示しきれないものが須賀川特撮アーカイブセンターに収蔵されているって感じですね。
www.city.sukagawa.fukushima.jp
円谷英二ミュージアムと須賀川特撮アーカイブセンターは,10kmくらい離れているだけなので,両方はしごするのももちろん可能ですよ。
入場はどちらも無料です。
円谷英二ミュージアムは須賀川市民交流センター tette/テッテ内にあって,駐車場はこんな感じで結構出入りがあります。
駐車料金は最初の2時間が無料で,以降1時間ごとに¥300。円谷英二ミュージアムを見るだけなら2時間あれば充分です。
自分たちは慌てることなく,ここで大福と柚餅子でお茶にします。
開封!
おwいつもながら美味しそう。
やっぱり美味しいわ。作りたてだし,餡の塩味が本当に絶妙なんですよね。
ぜひ皆さんも味わってみて欲しい。おすすめです!
円谷英二ミュージアムは須賀川市民交流センター tette/テッテの5階。
いざ参らん。
おおっ!いきなりグッとくるジオラマが。館内の展示品は基本的に写真撮影可能です。
こちらはシン・ゴジラ。高さ40cmくらいのフィギュアなのですが,近づいてまじまじと見ると映画のワンシーンそのもの。
顔をアップで写すとこの迫力!
「Cまるひと,CP,攻撃を誘導弾に切りかえる。発射準備完了次第全弾射撃!送れ!」
「了解!Pまるひとからまるよん,誘導弾全弾発射!目標,正面巨大不明生物。距離700,発射用意,発射っ! TOW,ヘルファイア,全弾発射!」
「誘導弾,全弾命中。しかし目視による損傷,確認できません。」
はっ!危ない人になってる…
こちらはゴジラVSビオランテのゴジラ。昔からのイメージはこちらですよね。
これは刺さる世代には辛抱堪らん展示のオンパレードです。
自分はどちらかとウルトラマンになじみが深いので,そちらの展示がほとんどないのはちょっと残念ですね。
こちらは日本海大海戦撮影風景のジオラマ。これはツボにはまるw
「皇国ノ興廃,コノ一戦ニ有リ。各員一層奮励努力セヨ。」
展示物を見ていたのは正味30分程度でしたが,充分満腹です。
1階のロビーまで下りてきたらこいつがいた。「フォッフォッフォッ…」
腹減ったな。昼飯にしよう。
本格インド料理 ドルガマハル
嫁さんがインド料理が食べたいというので,Google マップで☆4.1の本格インド料理 ドルガマハルへ。移動時間は12分で,ちょうどお昼に到着。
駐車場は広いのでキャンピングカーでも全く問題なし。
自分は2種類のカレーセット ¥1,290をラムカレーと豆カレーの組合せで。ドリンクはインドといえばラッシーですぜ。
嫁さんはホウレン草カレー ¥1,100のチキンをチョイス。ナンをチーズナントッピング +¥300にしてドリンクはマンゴーラッシーで。
ランチにはおかわりナンサービスがあるみたいなので,がっつしいただこうか。
まずはサラダ&ラッシー弾ちゃ~く。今!
続いてカレー&ナン弾ちゃ~く。今!
籠に入っているのがチーズナントッピング…というメニューですがチーズは上にのっかってるわけではなく,ナンの中に挟まれたスタイル。ちょこっともらいます…お!美味い。
タンドリーチキンやカレーもシェアしながら,ナンをちぎって食べ進めます。ナンのおかわりはムリでした。お腹いっぱいです。
ごちそうさま。
土湯温泉
ドルガマハルから土湯温泉までは1時間ちょっと。
15時からのチェックインには余裕があるので,郡山郡安積町の"あぐりあ"から郡山市の"愛情館"と,農産物直売所に寄り道しながら移動。
例年は安達太良山山麓の福島県道30号から国道459号の辺りまでくると圧雪路になるのですが,今年は雪がありません。淋しいなあと思いながら進むと,国道115号土湯バイパスとの合流付近で雪道になりました。
圧雪路の土湯バイパスをそろりそろりと下ると,土湯温泉に到着です。
山を下ったら雪がなくなっちゃいました。
山根屋旅館 チェックイン
こちらが本日お宿 山根屋旅館。
駐車場は道路を挟んだお向かいのが広いので,こちらを利用。
15時ぴったりにチェックイン。
女将の情報によると,なんと今日は共同源泉の配管が壊れるトラブルがあって,この時間にはまだお湯が充分きていないらしい。
山根屋旅館では露天風呂にこの源泉からの湯を引いているので,あすの朝までは入れないとのこと。えwまじか。ただし内湯は旅館の下から湧き出ている自家源泉なので,通常通り入浴できると聞いて一安心。
それでは湯に浸かる前に温泉街を散策しましょうぜ。何か買い食いできれば嬉しいな。
橋の袂に足湯発見…でもお湯が溜まっていません。注ぎ口からはちょろちょろと出ているんですが,栓が外されています。共同源泉トラブルの影響なんですかね。
橋の親柱がこけし。
薬師こけし堂・聖徳太子堂
薬師こけし堂・聖徳太子堂の道案内を見つけたので行ってみます。
石段を上ったら雪が積もってました。
こちらが聖徳太子堂。
左側にちょこっと写ってますが,梵鐘があるのでもちろん撞きます
「え~いひと~つ!そぉれっ!」 カーンウンウンウン…小さいからゴオォンとはいかないわね。
さらに石段を上ると,薬師こけし堂。
正面の広場には筆塚がありました。
松根油釜
さて下りるか。
聖徳太子堂のまで戻ってくるとさっきは気づかなかった不思議なものを発見。焼却炉かなと思って近づいてみると,太平洋戦争末期に松の根から原油を取り出すために使われた”松根油釜”という設備でした。
こんなの初めて見たわ。ぐっとくるw
それにしても松の根から油なんてかなりひっ迫していたんですね。
荒川河岸の遊歩道を行く
土湯温泉の真ん中を流れる荒川。右岸に遊歩道があるので行ってみます。
寒々しい風景の中をずんずん進みますが,道路に上る階段がないまま東鴨川との合流点へ。
行き止まりかと思って覗いてみると…
げ!道路の橋の下に飛び石があり,それを渡った先に道路へ戻る階段が続いていました。水が流れる音が橋にゴオォォォと反響してものすごく気持ち悪いw
ですが行くしかありません。
無事に道路に復帰。
いつの間にやら雪が降り始めていました。ぼちぼちお宿に戻りましょう。買い食いするところはなかったな。
山根屋旅館
温 泉
山根屋旅館のお風呂は源泉かけ流し。以前,ビュッフェスタイルの食事に釣られて選んだお宿で,塩素臭のする温泉にがっかりしたことがあるので,最近はしっかりお湯重視で温泉地&お宿を選んでます。
山根屋旅館には大浴場と中浴場があり,それぞれに露天風呂が併設されています。
写真は大浴場。山根屋旅館の公式サイトから拝借。
脱衣所,浴場への出入口がアルミの開き戸というドライな感じが,昭和テイストの温泉旅館といった感じですね
大浴場と中浴場は19:00で男女が入れかわります。
自家源泉の内湯は炭酸水素塩泉。入ると何となく油っぽい香りがします。こういうのは好み。新津温泉やりんご温泉ほどではないですが。
女将に聞くと油分はないとのこと。
炭酸水素塩泉は空気に触れると黒い湯花が沈殿するので,毎日浴槽の湯を抜いて清掃しているんだそうな。
露天風呂は共同源泉の配管トラブルの影響で,明朝まで入れませんのでおあずけです。
夕 食
夕食を食べると湯に浸かる気力がなくなるので,最も遅い時間を選択するのが我が家の掟。
19:00に夕食スタート! 腹減ったw
まずはどーん。なかなか美味そうじゃないですか。
山根屋旅館の公式サイトから予約すると,お酒またはジュース1本がサービスされます。どちらにしますか?もちろんお酒に決まってますがな。
今回はおさかな中心のプランにしたので,さらにどーん。
これはお酒が進みますなあ。ああ幸せ💕
がっつし大満足の夕食でしたよ。
部屋へ戻る途中,JRのポスターに女将らしきもの発見。確認したら正解でした。
いい感じに温泉場の夜が更けていきます。
さて,お酒が入っちゃったのでほんのちょっとだけ湯に浸かって,暖まったところで寝ます。zzz…
つづく。