YouTubeの"かほの登山日記"にはまっているしんこです。
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今回は霧ヶ峰・美ヶ原のくるま旅で気づいた"あること"を対策します。
テーブルに寄り掛かるとキシキシ音がする
原因は脚のガタ
霧ヶ峰・美ヶ原 くるま旅のときに「あれっ!?」と気になったこと。テーブルに寄り掛かるとキシキシと耳障りな音がするんです。
こんな音してたっけか?
スーパーロングトレインのテーブルは,脚2本を床とテーブルそれぞれ合計8個のつまみねじで固定する方式になっています。
調べてみると音が発生していたのはここでした。
脚は鉄製のフランジに木製のシャフトが嵌め込まれた構造になっていて,タッピングビス3本で固定されています。
写真はリヤゲート側の脚ですが,ここの嵌め合い部分が少しガタついていてテーブルを揺するとキシキシ音を立てていました。
タッピングビスに緩みはないので,嵌め合い寸法の問題っぽいね。
マスキングテープをスペーサーにしてガタをなくす
ガタがある部分を分解します。背景の絵がうるさくてごめんなさい。
分解する前にシャフトとフランジの位相が元通りになるように,合いマークを付けておきます。
組立するときにこれを間違えると床側とテーブル側のつまみねじの穴位置がずれてしまい,テーブルを取り付けできなる事態に陥ります。
タッピングビスを緩めてフランジ部を取り外します。
ガタつく原因はシャフトの外径とフランジの内径に隙間があるからなので,シャフトを太らせて隙間をなくすようにします。
シャフトの嵌合部分にマスキングテープを巻いてスペーサーにしてみました。
マスキングテープを使用したのは手持ちのテープの中では最も薄かったことと,ベース部分が紙なので捩れたり潰れたりしにくそうだったから。
とりあえず上下に2周ずつ巻きつけてみました。
ゴムハンマーで圧入
フランジ部を取り付けます。
最初は手でぐりぐりと押し込むことができたのですが,そのうちきつくて進まなくなり,最終的にはゴムハンマーで打撃して少しずつ押し込みました。
ちょっときつ過ぎたかなとも思いましたが,既に抜き取るのも困難な状況になっていたので,だましだまし圧入します。
途中で止まってしまわなくてよかったぜよ。
これだけきつければもうガタつかないでしょう。
何とか圧入できました。もしシャフトとフランジの位相がずれていてももはや修正は不可能です。合いマークは大事なのよ。
最後にタッピングビスを捻じ込めば作業終了です。
キシキシ音が解消しました
テーブルを取り付けて確認します。
テーブルに寄り掛かったり,揺すったりしてみても音はしなくなりました。
これでまた快適な旅ができるな。
まとめ
木材は経年的に痩せていくことがあると思うので,今後も別の部位で発生するかもしれません。
もし同様の症状が出ても対処法はわかったから恐れることはないね。
木材と金属の嵌め合い構造になっている部分は他に思い当たらないので、とりあえずここだけマークしておけば大丈夫かな。