何年かぶりの梅雨らしい天候に少々やられぎみのしんこです。
今回から大型連休明けの5月11日に出発した台湾旅行のお話。
- 4年ぶりの海外旅行
- 茨城空港発着のLCC格安航空券
- ホテル予約は楽天トラベル
- 海外SIMカードはKKday
- オンライン入国カード
- 台湾観光キャンペーン「Taiwan the Lucky Land」
- その他
4年ぶりの海外旅行
観光目的の渡航がほぼできなかったこの3年間。
自分は2020年の春にスペイン行きを企んでいましたが,もちろん中止。
そんなわけで最後に渡航したのはスーパーロングトレイン納車直前の2019年9月で,行先は台湾。
それから約4年。2023年になってから徐々に観光での渡航が始まり,YouTubeにも動画がアップされるようになってきました。
そして3月26日からは茨城空港と台湾桃園国際空港を結ぶ便が再開するとの知らせに,もういてもたってもいられません!
茨城空港発着のLCC格安航空券
Tigerair 台灣虎航/タイガーエア台湾
以前はANAマイレージの特典航空券で渡航していたのですが,旅行での渡航が不可能な状態の間に有効期限が切れてしまうため,楽天ポイントに交換してしまいました。マイルはすっからかんです。
そこで運航を再開する台湾のLCC, Tigerair 台灣虎航/タイガーエア台湾の茨城空港発着便の格安航空券を探すことに。
茨城空港でしたら自宅から移動時間は30分ですし,駐車場も無料。
成田空港や羽田空港から出発すると必要になる国内の移動経費や駐車料金が燃料代だけで済むのがメリット。
茨城空港(IBR)-台北桃園国際空港(TPE)線は木曜日と日曜日の週2便なので,休暇を2日取得すれば木曜日に出発して日曜日に帰ってくるパターンで利用できます。
2月の上旬に調べたところ5月11日(木)出発のIT219便,5月14日(日)帰着のIT218便が最安値。空港税や旅客サービス施設使用料を含めた2名往復で¥73,436。
大型連休明けすぐに休暇を取得していいものやら少し悩みましたが,休暇なんていつ取得しても同じこと。今から周到に根回ししておけば大丈夫…のはず。
あとは決済ボタンを押すだけですが,LCCなので予約のキャンセルはできませんぜ。さあどうする?
ままよ。行っちゃえwで決済ボタンをポチです。
機内に持込みできる荷物と追加料金
Tigerair 台灣虎航/タイガーエア台湾の機内に持ち込みできる手荷物は,サイズが54cm×38cm×23cm未満の荷物が1個とハンドバッグなどの身の回り品の合計2個。総重量は10kg以下となっています。
追加料金を支払えば預入手荷物を持って行くことができますが,それではLCCをチョイスした意味がありません。
持っていく荷物は最低限まで絞りこみ,お土産品は残ったスペースと重量分だけにします。
食べ過ぎて体重が増えても追加料金は発生しませんのでご安心を。
その他,機内食や事前の座席指定もオプションとして料金がかかりますので,全て不要。追加料金は一切発生しないようにして最低限のコストで台湾を楽しめるかを試すことにしました。
ホテル予約は楽天トラベル
ホテルの予約は楽天トラベルから。
宿泊の手配をした時点では本格的に旅行が始まったばかりの頃だったせいか,宿泊料金の設定は以前に比べるとやや低め。
予約したホテルは台北駅真ん前のシーザーパーク台北(台北凱撒大飯店)。
2012年に初めて台湾へ行ったときに宿泊したことがあり,とにかく立地が良くて便利なのでリピート。
Superior TiwnRoom に3泊してNT$7,920でした。
6月現在では同じプランでも1.5倍くらいに高騰してますね。
海外SIMカードはKKday
SIMロック解除
さて海外でのスマホのインターネット接続ですが,今までの海外旅行ではホテルに滞在中はお宿のfree Wi-Fiに接続して使用し,一歩外に出たらオフラインで一切使用不能という方法。
お高いデータローミングなんてもちろんOFFに決まってますぜ。
ただし不便なのは間違いないので,今回は初の試みとして海外SIMカードを使ってみることにしました。
自分のスマホはdocomoですが,調べてみると2021年9月以前に発売された機種はSIMロックの解除が必要とのこと。現在使用中のSONY Xperia XZ2 SO-03Kは2018年製なのでSIMロック解除が必要です。
“SIMロック解除 docomo”で検索すると解除の手順がわかります。
自分もそれを見ながら操作していたらいつの間にかできちゃったという感じなので説明はできませんが,SIMロック解除をしないまま海外SIMカードを入れても機能しませんのでご注意ください。
台湾旅行中のSIMカード購入
台湾旅行中に使用するSIMカードはKKdayで購入しました。
自分が購入したのは,[中華電信 プリペイドSIMカード 4G |桃園国際空港 ezflyhifi カウンターのみ受取]というプラン。
滞在は4日間なので5日(通話費用NT$50)のプランをチョイス。価格は¥1,311でした。
海外SIMカードは効果があったか?
結論から言うと効果は絶大。常にインターネットが使えることによりかなり助かりましたよ。
具体的に良かった点を2つと,注意点を1つ。
これは便利!Google 翻訳&レンズが使用可能
市場で質問したり希望を伝えたりすることに活躍。メニューやお店に貼りだされた掲示物の内容(先に注文して並んでくださいなど)はGoogle レンズでたちどころにわかります。
オフラインでは動きません。
これは便利!路線バスが利用しやすい
Google マップを使用し,街角で次の目的地への経路を公共交通機関のシンボルで検索すると,路線バスのバス停,路線番号が簡単に出てくるので,恐れることなく乗車できます。
移動中もGPSで現在地点が常に把握できるのでどこで降車するのかも完璧にわかります。
MRTの駅へ歩いて行くより目的地の近くで乗降できますし,移動中は景色を楽しめるので滞在中はほとんど路線バスで移動していました。
ご注意!海外SIMカードでドコモメールは受信不能
海外SIMに入れ換えると電話番号が現地のものになってしまうことは理解していました。
そこで緊急連絡先としてドコモメールのアドレスを伝えていたのですが,SIMカードを変えたことによりdアカウントのIDが無効になり送受信が不可能に。
ホテルのWi-Fi環境下でdocomo SIMに戻したのですが,dアカウント認証のためのコードをメッセージで送ってくるため,データローミングをOFFにした状態ではコードが受信できず手も足も出なくなりました。
ドコモメールしか連絡手段がない人とは完全に通信不能となりましたが,帰国するまで特に何もなかったのは幸いでした。
海外SIMを使用するときの連絡先にはdocomo.ne.jp以外のメールアドレスを伝えて行きましょう。
そのほかdocomo縛りのアプリは海外SIMカードを挿入してしまうとまともに動かないと思っていた方がいいです。
オンライン入国カード
台湾では2015年からオンライン入国カードというインターネットで事前に申請する方式の入国カードを採用していることを知ったので,初めてやってみました。
オンライン入国カード申請のWebサイトはこちら。
オンライン入国カード ARRIVAL CARD - 台北駐大阪経済文化弁事処 Taipei Economic and Cultural Office in Osaka
フォームへの入力方法を解説したサイトもたくさんありますので,それを参考にすれば簡単に申請可能です。
これで狭くて揺れる機内でパスポートを開いたり,ホテルの名前を調べたりしながらArrival Cardを書く手間から解放されますよ。
台湾の入境審査カウンター(イミグレーション)の入り口で記入済みのArrival Cardを持っているかをチェックされますが,「オンライン!」と告げれば通してくれます。
台湾観光キャンペーン「Taiwan the Lucky Land」
「Taiwan the Lucky Land」は台湾観光局が企画したNT$5,000プレゼント抽選企画。
詳細&登録はこちら。
遊台灣金福氣 Taiwan the Lucky Land 自由行旅客來臺消費金
参加資格は海外個人旅行で台湾滞在が3日から90日以内であること。
台湾到着日の1~7日前までにキャンペーンHPから登録するとQRコードが表示されますので印刷しておきます。
メールでも送られてくるのでそちらでも良いのですが,自分のスマホは迷惑メール設定でブロックしてしまったらしく届きませんでした。
キャンペーン期間は2025年6月30日までなのでこれから行かれる方もまだまだチャンスがありますよ!
その他
念のため海外旅行保険に入っておきます。
自分はいつも三井住友海上のネットde保険@トラベルのインターネット申込を利用しているのでもちろん今回もこちらで申し込み。
保険料は¥2,460でした。
渡航する5月11日の時点では台湾,日本とも入出国について感染症に対する特別な取り扱いや,証明書等の書類も不要になっていたので,これで出発準備は完了です。
おっとパスポートの有効期限は最初に確認するのよ。