雨予報の週末にテンションが下がり気味のしんこです。
今回はヘッドランプのバルブを交換したお話。
ハイビームのバルブを交換したい
ハイビームが暗いLEDヘッドランプ
自分のハイエースはメーカーオプションのLEDヘッドランプ装着車。ロービームの明るさには満足しているんですが,問題なのはハイビーム。
初めて点灯した時の印象は
「なにこれ!? 全然遠くを照らせてないじゃん。」
てな感じで,暗い田舎道の夜間走行が大変。
驚くべきは間違ってハイビームのまま対向車に近づいてもパッシングさえされない始末。
そんなに暗いのかよ!?
これは曇った日の昼間に撮影したものですが,ハイビームのランプは電球色。
ロービームのLEDは白色なのでちぐはぐな感じですね。
交換用のバルブは準備したけれど作業が面倒くさそう
これは何とかせんといかん。
そこで自分がCD5Aランサーの時代から愛用しているRAYBRIGのハイパーハロゲンをポチッと購入。
実を言うと,こいつを購入したのは6月下旬のこと。
3か月以上も絶賛放置プレイにしていたのは,交換作業が面倒そうだったから。
取扱書の371頁以降に電球(バルブ)交換の手順が記載されているんですが,いきなりラジエーターグリルを外すとか,バンパーに保護テープを貼ってヘッドランプを外すとか,たかがバルブを交換するのにここまでやるのかと思ったら戦意喪失。
ちょうど日が長い季節だったのと,旅先では日没後はなるべく走らないことにしているので何とか凌いできたのですが,ぼちぼち日が落ちるのも早くなってきたのでもう放置しておくわけにはいきません。
意を決してやることにしましたよ。
バルブ交換
ラジエーターグリルとヘッドランプ外しに悪戦苦闘する
取扱書の手順通りに作業開始。
ラジエーターグリル上部のクリップ4個(黄矢印)とネジ2本(白矢印)を外します。ここまでは楽々。
最初の難関はラジエーターグリルの取り外し。
取扱書には「ラジエーターグリルのツメをとりはずす」としか記されていませんが,どうやったらツメが外れるのか要領が掴めません。
Webを検索したりいろいろ試行すること10数分,メッキ部分の下にある黒い樹脂部分(黄線)の端を手前に引っ張ると外れました。両端から攻めて最後に真ん中というのが良さそうです。
やっと外れました。
外したラジエーターグリル。
メッキ部分の下にある黒い樹脂までが一体になっています。引っ張ったのはこの部分。
裏のツメはこんな感じ。片側で5カ所なので全部で10カ所。
手が届かないので引っ張る意外に外す方法がないのですが,力加減がわからないので嫌ですね。
やり方を間違えると壊しちゃうかもしれないし。
次はヘッドランプの取り外し。
まずはネジ2本を外します。これは楽々。
ヘッドランプを外した時に傷がつかないようにバンパーをテープで保護。
自分は手持ちのガムテープを使いましたが,貼り付ける前に衣服にペタペタと当てて,粘着力を弱めてから使用してます。
できれば最初から粘着力の弱いマスキングテープや養生テープを使うのがベストですね。
ここからがまた難関。
まずドアを開けて
ヘッドランプとの間に指が入る隙間を確保します。
あとはヘッドランプを手前にグイッと引っ張れば外れます。
簡単に書いてますが,これも力加減がわからず相当びびりながらやりました。
ヘッドランプを手前に引き出す際には本体を前傾させる必要があるので,側面の上部をフェンダーに当てないように注意が必要です。
助手席側はフォグランプのカプラーが邪魔なので外してから
グイッと引っ張って外しました。ああ心臓に悪い。
ここまでくればばバルブにアクセスすることができるので,分解はここまで。
本来はLEDのカプラー等を外してヘッドランプ単体にしてしまえばいいのでしょうが,もう疲れました。
ハイビームのバルブはヘッドランプ背面から見て半時計方向に捻ると外れます。
コネクターを外して純正バルブを撤去し,RAYBRIGのバルブに交換です。
この後は逆手順で復旧すればバルブの交換は完了。
慎重&写真を撮影しながら作業したので,完全に復旧した頃には2時間くらいかかってましたよ。
バルブ交換の効果
交換前と同じ曇天下で比較してみます。
左が交換前で,右が交換後。
アップにしてみます。
光は白くなりましたね。
実際に夜間走行した結果は,前よりはいいけど物凄く劇的という程ではないなというのが本音。
ロービームのLEDが明るくて,ハロゲンの光が負けちゃっているとでもいえばいいんですかね。
でも夜間走行では少しでも見えたほうが安全なので,とりあえず良しとしましょう。
まとめ
LEDヘッドランプのHB3ハロゲンバルブ(ハイビーム)交換。バルブに触れることができるまでの手順がしんどいですね。
ハロゲンバルブは消耗品なので,いずれまた交換しなければならない時がきますが,ラジエーターグリルやヘッドランプを引っ張る加減は完全に忘れているはずなので,恐らくまた難儀すると思います。
その時このブログが役に立ってくれればよいのですが。