手荒れがひどいのでスマホが指紋認証を受け付けてくれずちょっとイラッとしているしんこです
今回は自宅の照明器具の蛍光電球をLED電球にしたお話。
手持ちの蛍光電球が定数割れ
新築当時は蛍光灯や電球が主流
自宅を新築したのは2000年の12月。
前年の1999年に恐怖の大王が降ってくることもなく,世界が滅ぶ心配がなくなったので建てました。
当時の照明器具は蛍光灯と電球が主流。
居室の照明やポーチライト,庭園灯には蛍光灯や蛍光電球を使用し,廊下や階段,トイレなどのダウンライトにはミニクリプトン球が使用されています。
既に築20年以上も経過しているので,すべてがオリジナルのままということはなく,5Wナツメ球が頻繁に切れてしまう自動点滅器付(周囲の明るさに応じで自動点灯・消灯)フットライトは早くからLED電球に交換。キッチン照明も故障で蛍光管が薄暗くなるようになってしまったので,LED照明に交換済みです。
リビング&ダイニング照明
リビングとダイニングの照明は同じデザインで揃えていて,使用しているのは白熱電球60W相当の12W蛍光電球。
リビングのシャンデリアに8個。
ダイニングは3個。
そして壁のブラケットに1個の合計12個。
新旧の蛍光電球をやり繰り
最初に使用されていた蛍光電球は東芝製のEFA12EL。しばらくは普通に市販されていたので同じ電球をスペアとして購入できたのですが,ある日スペアを買いに行ったらモデルチェンジしていて,電球の大きさも変わってしまっていたので,デザインを揃えるべく12個すべてをEFA15EL/11-Eという型式に交換。外された11個のEFA12ELは予備に回りました。
その後EFA15EL/11-Eも絶版になり,蛍光電球自体が絶滅危惧種に。
そこで,スペアが必要になったときはブラケットを初代のEFA12ELに戻して1個捻出,ダイニングを初代に戻して3個捻出みたいにやり繰りしていたのですが,ついにどちらも8個以下になり,リビングのシャンデリアもEFA12ELとEFA15EL/11-Eをチャンポンにして使用。
そして先日,バシッという音とともに1個が切れ,とうとう全部合わせても11個になってしまい,定数割れに。
LED電球をついに投入
東芝 LED電球 LDA8L-G/60V1
蛍光電球が絶滅危惧種だと気づいた時点でLED電球への交換も視野に入れていたのですが,価格がまだ高かったし,この手の品物は品質の向上と低価格化がものすごいスピードで進むはずなので,しばらくは買い控えしていたというのが本音。
LED電球の色合いや光の拡散具合など不明な点が多く,いきなり12個買うのもどうかということで1個だけ試験的に購入してみました。
市場で流通しているメーカー品となると,Panasonic製か東芝製かという選択肢でしたが,蛍光電球でなじみのある東芝製のLDA8L-G/60V1をチョイス。電球色であることと配光角260度タイプというのが決め手。
定格消費電力は7.8W。蛍光電球でも充分省エネなんですが,それよりさらに30%減。長時間点灯する電球なので助かりますよね。
中身を出してみます。
ずいぶんと小さい印象。
まずは歴代の電球を比較。
左から初代のEFA12EL,2代目のEFA15EL/11-E,そしてLED電球LDA8L-G/60V1。世代が進むにつれて寸法が小さくなってますね。縦方向の長さは実測で初代から120mm,115mm,97mm。初代とLEDの差は23mm。
取り付けた時のイメージがだいぶ変わるかも。
外観的には2代目だけ中のスパイラルが透けて見えています。消灯時の見栄えはあまりよくないですね。
それではブラケットの蛍光電球を…
FED電球に交換。
電球が奥へ引っ込んだ感じになりましたが,おかしくはありません。電球は花の雄しべに見立てたデザインなのでこちらの方がしっくりくるかも。
暗くなったところで点灯!
写真では表現できませんが,同じ60W相当でも蛍光電球より圧倒的に明るいです。ちょっと眩しく感じるくらい。
まあ使い古された蛍光電球の能力が落ちていると考えたほうが妥当ですね。
そして寒い時期の蛍光電球は点灯直後が薄暗く,温まるにつれて明るくなっていく感じなのですが,LED電球はスイッチONと同時にビカッと点灯。
早朝ランニングのためにリビングへ入ったとき,ぼやっと点灯するさまを見ると気分も滅入るのですが,それもなしです。
グローブの後ろ側にもきれいに光が回っているので配光も問題なしですね。
残り11個を一気に購入
テストの結果が上々なのと,お試ししている間にまた蛍光電球が1個切れてしまったので導入決定。
まずはリビングのシャンデリア分だけ…みたいなちまちました買い方をすると,いつの間にかモデルチェンジして不揃いにということも考えられるので,残り11個を一気に購入です。
2個入りはこちら。商品名は最後にPがついて,LDA8L-G/60V1Pとなります。
さて全部交換しちゃおうかというところですが,まだ点灯する蛍光電球を廃却するのは何とも忍びない。ほかに転用のあてもないですし。
ということでとりあえずダイニングの3個をLED電球化。ブラケットは蛍光電球に戻して,1個を予備に持つという何ともせこい運用となってます。
残存している10個の蛍光電球を,点灯している時間の長いリビングのシャンデリアにかき集め,寿命を全うしてもらいましょう作戦発動です。
こんなやり方だと7個に減った時点で今度はダイニングが蛍光電球に逆戻りしそうだな。
いつになったらすべてLED電球になることやら。