ブログに投稿した記事がいつの間にか400を超えていたことに最近気づいたしんこです。
これからものんびりとしたペースで続けていきますよ。
今回はサブバッテリーに続き,メインバッテリーにも鉛バッテリー再生延命装置を付けたお話。
メインバッテリーも劣化し始める頃だよね
メインバッテリーの電圧も下降気味
9月の初めサブバッテリーの長寿命化を目論んで導入したエルマシステムの鉛バッテリー再生延命装置のび~太LC12。
約2か月ちょっと経ちましたが,まだ変化はありません。
もともと気長に経過を観察するつもりでしたし,この程度の期間でどうのこうのと一喜一憂してはいけませんのです。
さてスーパーロングトレインにはサブバッテリーの他に,当然走行用のメインバッテリーもあり,こちらについても3年を経過しました。
メインバッテリーの劣化具合はどうでしょうか。
自分のスーパーロングトレインには4バッテリー3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』を装備してあり,ソーラーパネルやAC100Vの外部接続からメインバッテリーにも充電してくれるので,一般の車両に比べると自然放電による電圧降下の心配は少ないはずなんですが,こちらもサブバッテリーと同じく充電完了直後のバッテリー電圧が12.8V程度に下がってきました。
メインバッテリーの劣化がこれ以上進まないうちに対策しておこうということで,スターターバッテリー用の「のび~太EX12V」を取り付けることにしましたよ。
ディーゼルエンジンの寒冷地仕様はメインバッテリーが2個
ディーゼルエンジン+寒冷地仕様のハイエースにはメインバッテリーが2個搭載されています。
ただし2個並んでいるわけではなく,1個は助手席の下,もう1個は運転席の後ろと離ればなれ。-側はボディアースで接続している回路構成です。
この場合のび~太が1個でよいのか2個必要なのかがよくわかりません。そこで株式会社 エルマのWebサイトにあるお問合せフォームから質問してみました。
後日メールで届いた回答は
- できればバッテリー1個にのび~太1個を設置していただければと思います。
- しかしながら2個の設置には費用が掛かるので,まずは2個のうち主機となるバッテリーに1個設置してください。2週間程度通常に運転してエンジンを停止した後にLEDランプの点灯時間が伸びているようであればそのままで大丈夫だと思います。もしLEDランプの点灯時間が伸びない,すぐに消灯するようならば補機のバッテリーに追加の設置をご検討ください。
とのこと。
さすがに自分は2個も購入する勢いと財力はないので,まずは1個から。楽天ポイントが盛大にあったので6割程度の支払額で入手できました。
ハイエースのメインバッテリーは2個とも同じ容量なのでどちらが主機か補機か判断が難しいのですが,今回はメインバッテリー1個搭載車と同じ位置にある助手席下のバッテリーに取り付けすることします。
エルマシステム のび~太EX12V
開封の儀
今回はメイン(スターター)バッテリー用なので,前回購入したサブバッテリー用の「のび~太LC12V」とは商品が違います。
バッテリーの容量や用途によって商品展開されていますので間違えないようにご注意ください。
ポチッとしてから4日で到着。
パッケージはサブバッテリー用と全く同じですね。
開封します。
梱包されているのは「のび~太EX12V」本体と取扱説明書,そして両面テープ。
コードの長さは+(赤コード)と-(黒コード)それぞれ250mm。コードの端にはM8ボルトが入るサイズのY型端子が圧着されています。
取り付け
バッテリーが埃っぽいのでまずは清掃。ウエスとハケで埃を除去。
前回サブバッテリーに取り付けをしたときの経験から,先に本体を固定してしまったほうが仕上げが楽だったので,バッテリー上面の空きスペースに両面テープで固定してしまいます。
両面テープは付属品を使わず,ダイソーのしっかり貼れてきれいにはがせる両面テープMサイズを使用。これならばバッテリーを交換しなければならなくなったときにのび~太を剥ぎ取るのが楽なはず。
車内にあるサブバッテリーと違って砂埃やエンジンの熱など,あまり環境の良くない場所なので2枚使ってしっかり貼り付けました。
取扱説明書に従い,最初に-端子のナットを緩めて黒コードを接続。
次に+端子のナットを緩めて赤コードを接続します。
+の赤コードについてはシースが擦れて芯線がむき出しになり,ボディに接触すると短絡状態となって車両火災に至る恐れがあるので,エーモンの配線チューブでしっかり保護しておきます。
コードを結束バンドで固定したら取付完了。
LEDが緑色に点灯して,正常に作動を開始したようです。
まとめ
サブバッテリーに続き,メインバッテリーに「のび~太EX12V」を取り付けました。
こちらもすぐに結果が出るような感じではないと思うので,気長に経過を観察していきたいと思います。
メールでの回答通りに,効果確認をLEDランプの点灯時間で計測するのは面倒くさいので,『ペリー君』の電圧表示をチェックするという方法でいいかな。
次の春頃にはいい報告ができれば嬉しいんですけど。