Webの検索画面に表示されるDiscoverやニュースにちょっと食傷気味のしんこです。
テレビで誰が何を言ったとか取材に何の苦労もしていないようなどうでもいい記事や,閲覧数を稼がんとタイトルで煽るだけで中身がペラペラなど,読んでいるだけでうんざり。
まあそんなのに引っかかって閲覧するからその手の記事がバンバン出てくるようになるので,自分が悪いんですけど。
しばらくはWebニュースの類から離れてみましょうかね。
今回は年末の大掃除で見つけた窓枠の「ツキ板」を手直ししたお話。
窓枠の「ツキ板」を手直しする
大掃除で発見 剥がれて浮いた「ツキ板」
昨年の暮れに実施したスーパーロングトレイン車内の大掃除。
窓枠を掃除しているときにツキ板が剥がれて浮いていることに気づきました。
窓枠は,プライバシーガラス越しとはいえ直射日光が良く当たりますし,冬は冬で冷気にさらされるなどかなり過酷な環境なので,ツキ板が剥がれやすいのかもしれませんね。
年末はバタバタして手が回らず後日手直しすることにしていましたが,1月も中旬を過ぎて何となく落ち着いてきたのでぼちぼちやりますか。
手直しの方法は昨年の9月にやった傘立てのときと同じです。
窓枠の「ツキ板」の手直し
作業に着手する前に背もたれを…
撤去。写真ではマットが残っていますが,こちらもよけてしまいます。
日没時間近くから始めたので,写真が暗いですね。
木工用接着剤を水で薄めた水溶液を作ります。薄めすぎると接着力がなくなるので要注意。接着剤と水が1:1くらいがいいと思います。写真の量ですと塗料皿に水を1滴程度です。
筆はタミヤの面相筆・極細が使いやすいですね。
もう何度も木工用接着剤水溶液に浸されているので,模型の塗装には使用せずこれ専用にしよう。
あとはマスキングテープとはさみを揃えれば準備完了。
筆に水溶液を含ませ,隙間に流し込むように入れて行きます。
少し流し込んではマスキングテープでしっかりと留め,また少し流し込んでマスキングテープで留めて…を繰り返していきます。30mm程度ずつ進めていくと良いでしょう。余分な水溶液が沁みだしてくることがありますが,さらさらしているのでウエス等で拭き取っておきけば大丈夫です。
全周やる羽目になったので,90分くらいかかりました。
窓の外は真っ暗けです。施工中もFFヒータで車内を暖房していましたが,乾燥を促進するため,このあとも60分タイマーで運転しっぱなしにしおきました。
3時間くらい経ったところでマスキングテープを剥がし,ぴったりはりついているのを確認したら作業完了。
写真は後日明るくなってから撮影しました。ばっちりですね。
まとめ
大前提としてツキ板が剥がれてはいけないのでしょうけど,既に4年は経っていますし,自宅だって築年数が経過すればそれなりに修繕は必要ですしね。
これくらいは自分で手直しできるので,特にブーブー不満を言うほどのことではないかなあと思ってます。
また,今回の部位は直接触れにくいところですし,機能的には何ら支障になることもないので,触らないという選択ももちろんありです。
今までちょこちょこと手直しをしていますが,個人的な感想としては天然木なので化粧合板よりも却って手直ししやすいですね。
ステイン塗料やウッドパテで結構ごまかしがききますし。
時間が経過するにつれて味わいが出てくる素材だと思うので,これからも上手に使っていきたいと思います。