突然の寒さにやられ気味のしんこです。
長編になっておりますこのキャンピングカー購入記。
納車の予定はまだ半年先なので時間はたっぷりありますし,キャンピングカー選びはこの先もっといろいろ調べたり,妄想したり,悩んだりという過程がありましたので,今しばらくお付き合いいただければと思います。
こちらの続き。
キャンピングカーの評価と候補の絞り込み
現在まで候補として見積りを入手したキャンピングカーたち。展示会などで見た結果を踏まえ,台数を絞り込んでいきます。
なお評価については完全に個人の主観です。
カトーモーター スーパーロングトレイン
木材の質感たっぷりの内装,電球色照明の雰囲気が好き。 | 〇 |
ダイネットからのベッド展開は,マットで通路を埋めるタイプなので楽。 | 〇 |
ハイルーフとはいえ車内で直立はできない。ちょっと首を垂れる程度の天井高。 |
△ |
家庭用エアコンがない。 | × |
嫁さんがハイエースのスタイリングをお気に入り。 | 〇 |
細かい要求に応えてくれるので,簡易マルチルーム等の設置が可能な見込み。 |
〇 |
製作現場を見てきたので,丁寧な作りに関して信頼できそう。 | 〇 |
ディーゼルエンジンで4WDが選択できる。 | 〇 |
スーパーロングのディーゼル4WDはDXベースになるので,車の装備が見劣りする。 |
× |
ネット情報を見る限り,スーパーロングのサイズ,とりまわしが不安。 | × |
MYSミスティック レジストロ・アウル
外観がメルヘンチックなのは長所だが,似合う場面が限定されそう。駐車場停泊では浮く感じ。キャンプ場や自然の中がベストマッチ。 | △ |
車内で直立できる。 | 〇 |
ダイネットをフラットに展開した時,テーブルを接地できない。(ちゃぶ台不可)*1 | × |
家庭用エアコンの設定がある。 | 〇 |
マルチルームがある | 〇 |
ライトエースのスタイリングがやっぱり辛い。 | × |
ガソリンエンジンしか選べない。 | × |
ケイワークス DKワゴン GRACE/グレイス
家具の質感が高くて満足できる。 | 〇 |
REVOシートのベッド展開が大変そう。 | × |
ベッド展開時,スライドドアを開けたらいきなりベッドのレイアウトなので,寝床が丸見え&夜間のお手洗い乗降などに難儀しそう。 | × |
ミドルルーフなので車内で立つのはムリ。 | × |
家庭用エアコンがない。 | × |
嫁さんがハイエースのスタイリングをお気に入り。 | 〇 |
スーパーGLベースなので車としての装備は充実している。 | 〇 |
ディーゼルエンジンは4WDを選択できない。 | × |
価格が高め。 | × |
ロータス RVセールス MAMBOW ANV/マンボウ アニバーサリー
自分がキャブコンに求める装備がオプション選択可能。 | 〇 |
家庭用エアコン,発電機,温水ボイラーと装備を充実させるトレードオフとして,収納スペースが失われる。 | × |
車内で直立できる。 | 〇 |
ダイネットからのベッド展開はマットで通路を埋めるタイプなので楽。 | 〇 |
たき火台,薪など嵩張るキャンプ道具の収納,搭載に悩みそう。 | △ |
マルチルームがある | 〇 |
ボンゴトラックの基本性能と燃費に不安がある。 | △ |
ガソリンエンジンしか選べない。 | × |
レクビィ Place SL/プラス SL
オーバーヘッドコンソール棚の圧迫感が辛い。 | × |
ソファの縁取りレザーの質感が好みでない。 | × |
ダイネットからのベッド展開はマットで通路を埋めるタイプなので楽。 | 〇 |
ハイルーフとはいえ車内で直立はできない。ちょっと首を垂れる程度の天井高。 | △ |
家庭用エアコンの設定はあるが高価。 | △ |
嫁さんがハイエースのスタイリングをお気に入り。 | 〇 |
後部マルチルームの使い勝手が想像していた程ではなさそう。特に扉の開閉と質感がネック。 | × |
ディーゼルエンジンで4WDが選択できる。 | 〇 |
スーパーロングのディーゼル4WDはDXベースになるので,車の装備が見劣りする。 | × |
ネット情報を見る限り,スーパーロングのサイズ,とりまわしが不安。 | × |
キャンピングカー長野 スペースキャンパーCw
キャンパー装備のほとんどが標準装備+ハイエースメーカーオプション追加としても,他車を大きく凌駕する魅力的価格。 | 〇 |
ダイネットからのベッド展開はマットで通路を埋めるタイプなので楽。 | 〇 |
明るくてすっきりした車内の作りが嫁さんの好み。 | 〇 |
ギャレーの部分はポップアップで直立できる。 | 〇 |
家庭用エアコンがない。 | × |
嫁さんがハイエースのスタイリングをお気に入り。 | 〇 |
スーパーGLベースなので車としての装備は充実している。 | 〇 |
ディーゼルエンジンは4WDを選択できない。 | × |
当時のノートを見ると,それぞれのキャンピングカーについて様々な状況を妄想し,気付いたことがあれば上記のような事柄を書き記していました。
評価を見ていただいてもお分かりだと思いますが,すべての条件が〇で100点満点のキャンピングカーはありません。キャンパー装備やエンジン,価格など,どれかが良ければその代償として失う部分が出てきます。
長所と思うところをどれくらい重要視するのか,短所を納得したうえで受け入れることができるのか,自分の中で折り合いがつけば,満足の1台を選択したということになるのではないでしょうか。
候補に残ったキャンピングカーは?
好みで選ぶ
基準は単純です。そのキャンピングカーに心底惚れ込んでいるか?
自分たちのライフスタイルに合っているだろうか?
ただそれだけ。
いろいろ考えた結果,レジストロ・アウルとPlace SL/プラス SLがまず脱落。
使い勝手で選ぶ
想定した使い勝手の面では,スライドドアを開けたらいきなりベッドというのがどうにも受け入れられなくて,DKワゴン GRACE/グレイスが脱落しました。
ハイエースのスライドドアとベッドの位置関係については,後位にシンクのあるモデルは,ほぼ確実にスライドドア部までベッドがきます。このあたりが気になるのであれば,前位にギャレーがあり,スライドドアを開けたらエントランススペースになっているモデルを選ぶことが必要と思います。
ただしあくまで想像の話であって,実際にそのような場面に出くわしたわけではありません。
経験した方からは,そんなことないよという意見もあると思います。
想像したことが果たして正しいのかどうかがわからないところが,キャンピングカー選びの難しいところでもあり,面白いところでもあります。
候補に残ったキャンピングカー
この時点で購入候補として残ったのは
*1:自分が検討していた当時はリヤシートが横向きバージョンしかありませんでした。