しんこのブログ

興味あることいっぱい

スーパーロングトレインは工場へ入庫 代車のAQUA/アクアにじっくりと乗ってみた

週末は庭に実ったみかん🍊を収穫していたしんこです。

 

こちらの対策のためスーパーロングトレインがトヨタディーラーの工場に入庫しました。

www.shinkoace.com

代車はAQUA/アクア。短い時間でしたがじっくりと乗り味を確認してみましたよ。

 

 

 

右フロントの足回りから異音が出る問題対策

スーパーロングトレインは工場へ入庫

ステアリングホイールを左に目いっぱいきったときに右フロント部分から聞こえるカツカツカツカツという異音。

 

ドライブシャフトが怪しいということで,部品を一部交換することになり,スーパーロングトレインはトヨタディーラーの工場へ入庫です。

 

代車はAQUA/アクア

丸2日ほど預かりたいということなので,用意してくれた代車はAQUA/アクア。

見ての通り,旧モデルの初代NHP10型。あまり縁のないハイブリッドカーなので興味が湧きますね。

 

AQUA/アクアにじっくり乗ってみた

アクシデントがあったりすると困るので,代車で走り回るのは控えたいところですが,コンパクトなハイブリッドカーがどんなものなのか,試乗ということでドライブに出かけます。

 

「見せてもらおうか。トヨタハイブリッドカーの性能とやらを!」

 

ディテール

街ではしょっちゅう目にするくるまですが,まじまじと見たことはありません。

 

Aピラーは今はやりの車両のかなり前方から立ち上がるデザイン。ルーフまで緩い弧を描いたまま繋がっていくので,フロントドアの窓は大きな三角形の形状になっちゃってます。

 

ウインドシールド(フロントガラス)がドライバーより遥かに前方にあるタイプですね。ドアミラーの前に小窓がついていますが,太いピラーで囲まれていないのでちょっとは視界確保に貢献しているかな。

 

シートは合成皮革のソフトレザー仕様ですかね。やたらとツルツルした感じで落ち着かないので自分は合成皮革ならアルカンターラの方が好みです。

 

シフトレバーはゲート式のフロアシフト。

プリウスのように無理やり近未来的にしたために,どこに入ってるか直感的にわからないジョイスティックや,謎の「P」押しボタンスイッチに比べたらシンプルでずっとよろしい。

 

走りはどうじゃ?

ハイブリッドカーの走らせ方

自分はハイブリッドカーの美点は燃費しかないと思ってます。

 

前日にディーラーから自宅に到着した時点で,走行距離は15.3km,平均燃費は26.8lmです。既にハイエースではありえない数字。

 

ではスタート。

今日は1名乗車でエアコンはOFFの状態で走ります。

 

燃費を伸ばす走らせ方は,いかにEVモードで走る時間と距離を長くするかでしょう。

田舎道で周りに誰もいないところではエンジンが始動しない程度のスロットル開度でユルユルと加速し,通常の発進ではエンジンが始動するくらい踏み込んで巡航速度まで一気に加速,スロットルをどかっと戻してEVモードで走行するように操作します。

 

ブレーキは回生制動の能力をオーバーしないようにやんわりと踏み,運動エネルギーを最大限,電気エネルギーに変換するみたいな。

 

いろいろな走らせ方をして遊びましたが,EVモードでの走行では平坦路で55km/hまで加速させるのが限界みたいです。これ以上に速度を上げようとしてスロットルを開けるとエンジンが始動してしまいます。

まあエンジンで60km/hまで加速してからのEVモード巡行は可能ですが。

 

高速道路を巡行する速度だとエンジンが動いたままなので,あまり美味しいところはなさそうですが,どうなんでしょう。

 

ドライブは楽しめたのか?

適当に走って茨城県では普通にあるセイコーマートに寄り道。

 

ビタミンカステーラと牛乳,最強の組合せで休息。

ダイネットでのんびり食すのに慣れちゃってるので,狭い運転席で食べるのは落ち着かないですね。

 

さらに進んで県立鹿島灘海浜公園でおトイレ休憩。

天気は良いのですが,風が冷たいので散策する気が起きません。

このまま海岸沿いに北上します。

 

大洗の海岸で一休みしたあと,阿字ヶ浦まで北上して転進。自宅へ帰ります。

この頃には腰が痛くなってきました。

どうもドライビングポジションがしっくりきてなかったんですよね。足に合わせてシート位置を決めるとステアリングホイールがやたらと遠く,背もたれを立てるセッティングになります。座面高さの調整もできますが,高くしても低くしてもしっくりするところが見つかりません。

 

帰り道は割と狭めな道が多かったのですが,とにかく左側の車両感覚がわかりにくい。エンジンフードが全く見えないのは結構ストレスですね。

競技車両で林道を攻めまくった自分ですら難しいと思うのに,皆さん大丈夫なんでしょうか。

 

センサーやらカメラを満載してドライバーをサポートする前に,くるまの形状をよく考えた方が良いんじゃないかと思いますね。

もともと日本人はヌメヌメとした丸っこいデザインよりも,カクカクのボクシーなスタイルを好むと思うんですが。

 

AQUA/アクアユーザーの方には申し訳ないですが,くるまとしての乗りやすさ,楽しさはないですね。

 

燃費の結果

なんじゃかんじゃと言いながらも,走行距離は約140km。スタート前の15.3kmを含めたトータルの平均燃費は32.7km。

 

この実力に対しては素直に称賛せざるを得ない。

 

まとめ

さすがハイブリッドカーという燃費の良さでした。

 

でもねえ…昔のくるまはもっと趣味性が強かったように思いますが,普及価格帯のモデルはいつの間にか単なる移動の道具になりさがってしまいました。

 

今の時代,くるまは誰でも運転できる生活必需品…的な捉え方になってますが,くるまの運転はそんな簡単なものではないと思うんですよね。

手軽に運転みたいな感じで,技量が伴わないドライバーが溢れかえっているから,信じられないような事故が巻き起るんじゃない?って思うのは自分だけでしょうか。

 

こんなこと言ったからには,自分は絶対にぶつけないようにしないとな。