メガネ屋さんでフレームを物色していたら,今かけているメガネのテンプル(つる)がポロッともげるという洒落にならない事態に見舞われたしんこです。
急遽古いメガネを代打として使っていますが,パソコンの画面が見えにくくて不自由してます(泣)
そんなトラブルにもめげずに今回はサイドオーニングのタイダウンキットSをレビューします。
サイドオーニングの風対策 FIAMMA タイダウンキットS
サイドオーニングは風に弱い
キャンピングカーのシンボル的装備(と自分は思っている)サイドオーニング。簡単に展張,撤収できるのが強みですが,最大の弱点は風に弱いこと。
もし破損してしまったら収納できずに走行不能となってしまう事態も。
強風の際には展張しないことが基本ですが,突然風が吹き始めることもあるのでしっかり対策しておきたいところ。
そこでFIAMMA タイダウンキットSを購入。サイドオーニングを大地にしっかり固定します。
FIAMMA タイダウンキットS
開封して中身を取り出します。
セットの内容は,アジャスタブルベルト,ペグとテンションスプリング,そしてフックがそれぞれ2個。
アジャスタブルベルトは長,短の2本がプラ製のバックルで連結されて1本となる構造になっています。
使用方法はパッケージにイラストで描かれているので簡単に理解できますね。
サイドオーニングとアジャスタブルベルトを繋ぐフックは,ケースの溝に引っ掛けて使うのですが…
ちょっと気になることが。
フックはプレスで打ち抜いたままのような状態のためエッジが鋭く,このままテンションを掛けるとサイドオーニングのケースにダメージが残りそう。
そこでサンドペーパーで糸面取りをして,さらに接触部をビニールテープでカバーしておきました。
それではサイドオーニングを展張してタイダウンキットSで固定していきます。
最初にサイドオーニングに付属しているペグで脚を固定します。
こちらが付属のペグ。
ネイルペグというタイプですね。過去に固い地面に打ち込んで抜くのに苦労したので,今回はこちらのロープ止め丸型を使います。
抜くときには穴に棒を突っ込んで左右に捻ってやれば簡単に抜けますぜ。
脚の穴にペグを打ち込みます。
今回撮影したところは車に踏み固められている空き地なのでガチガチに固く,無理して最後までペグを打ち込むことをしておりませんので悪しからず。
ケースにフックを取り付け,アジャスタブルベルトの短い方を掛けます。
いよいよペグとテンションスプリングでアジャスタブルベルトの長い方を固定するのですが,事前にテストをした感じでは…
ペグのフックの角度がテンションが掛かる側に開いているように見えて,テンションスプリングをしっかり保持できるのか不安な感じ。たぶん大丈夫なんでしょうけど。
テンションスプリング自体もアジャスタブルベルトを捩じるような角度のフック形状になっていて,何となくしっくりこない。
そこで今回はこちらを使用。
キャプテンスタッグのテント張綱ストレッチコードと,村の鍛冶屋のエリッゼステーク28cm。
セット品をこれだけ使わないレビューってどうなの?という疑問が湧いてきました。
取り敢えずエリッゼステークとテント張綱ストレッチコードでアジャスタブルベルトを固定し,ベルトの長短を連結。
エリッゼステークとテント張綱ストレッチコードはこんな感じ。
これで完了といきたいところですが,余ったアジャスタブルベルトがぶらぶらしていてみっともないことこの上なし。
ここで登場するのが"二本コキ"
アジャスタブルベルトの帯幅は40mmなので,ぴったりサイズを近所のホームセンターで調達しておきました。
これで余分なベルトをしっかり留めると…
すっきりと美しくなりました。
ベルトの色が黄色なので夜間でも見え易いでしょうね。
今回はレビュー&テストなので片側1式の固定で終了です。
まとめ
実を言うとこのタイダウンキットSは酸ヶ湯キャンプ場で1度使ったきり。
ぶっつけ本番で使用したのでいろいろ大変でしたが,その時の経験から付属品のペグを端から別の物に置き換えありきのレビューになってしまいました。
今回テストした場所もサイドオーニングを展張して固定するのにあまり適していなかったので,別の場所でセット品を全てきちんと使用したレビューを実施したいと思います。