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キャンピングカーのテレビにHDMIセレクターを追加

いろいろ迷走気味のしんこです。

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今回はキャンピングカーのテレビにHDMIセレクターを追加したお話。

 

 

 

テレビのHDMI入力端子が足りない!

スマホとテレビの接続方法が2パターン

自分はキャンピングカーの車内でYouTubeを楽しむため,スマホをテレビに接続できるようにしています。

 

スマホとテレビの接続の仕方にはAnycast SのWi-Fiミラーリング接続する方法と,有線でMHL接続する方法があって,現在使用しているSONY XPERIA XZ-2 SO-03Kはミラーリング接続,機種変更前まで使用していた古いSONY XPERIA A SO-04EはMHL接続。

 

使い勝手は無線で繋がるミラーリング接続が便利なのでずっとそうしていたのですが,YouTube視聴中の音量調整をカーナビでするシステムに変更してから,スマホでカーナビをリモート操作するスマートコマンダーとの両立が難しことに気付きました。

 

そのため古いSO-04Eをテレビから離れたベッドでも使用できるように,わざわざリヤまでHDMIケーブルを敷設してMHL接続するという進化したんだか退化したんだかわからない状態に。 

www.shinkoace.com

 

さてその後どうなったかというと,宿泊旅でもない限りお古のSO-04Eは持ち歩かないので,ちょっとした出先でYouTubeを楽しむときにはMHL接続用のHDMIケーブルを引っこ抜いてAnycast Sのドングルレシーバーを接続し,MHL接続に戻す時にはその逆をやるというなんとも面倒くさいことになってます。

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また,引っこ抜いたHDMIケーブルがテレビの後ろでぶらぶらしていて,そのまま走行するというのもいただけない。

 

完全に迷走してるな…

 

液晶テレビHDMI入力端子は2つしかない

スーパーロングトレインに搭載している液晶テレビSHARP AQUOS 2T-C19ADのHDMI入力端子は2つ。

割付は

HDMI1:カーナビからの映像入力

HDMI2:MHL接続入力 or Anycast S ドングルレシーバー入力

となっていて,HDMI2端子で例のとっかえひっかえが発生。

 

HDMI入力端子が3つ以上あれば何の問題もないのですが,19V型ワイド程度のコンパクトサイズのテレビではどのメーカーの機種でも2つが標準的なようですので仕方ないですね。

 

HDMIセレクターを使って入力端子の不足を解消

MHL接続入力とAnycast Sのドングルレシーバーを常時接続しておくことができるように,HDMIセレクターを導入しました。

 

今回購入したのはこちら。

HDMI セレクターで検索するとたくさんの商品がヒットするのですが,これを選んだ理由は以下の通り。

  1. 価格が安いこと。
  2. 一般的な接続では電源が不要。ただし接続機器により作動しない場合に対応できるよう予備電源端子を装備していること。
  3. リモコンがあること。

自分の場合は接続機器があまり"一般的"ではないので,予備電源端子があるのは心強い。

 

HDMIセレクターを取り付ける

開封&配線接続

ポチッと発注してからわずか2日で到着。

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内容は本体とリモコン,そしてリモコンの赤外線受信機。

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HDMIセレクターと同時にセレクターとテレビを接続するためのHDMIケーブル0.7mも購入。

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早速接続してみます。

HDMIセレクターのINPUT1にドングルレシーバー,INPUT3にMHL接続用ケーブルを接続。

INPUT2はドングルレシーバーとHDMIネクターが干渉するので空けてあります。

OUTPUTとテレビのHDMI2端子を0.7mのケーブルで接続。

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最後に本体横の端子にリモコンの赤外線受信機を接続して配線は完了。

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配線のごちゃごちゃは後で整理することにして,まずは機能チェックを。

 

機能テスト

まずはテレビの電源をON。ドングルレシーバーが接続されているINPUT1に緑色のチャンネルLEDが点灯して接続が認識されました。

 

ミラーリング接続は問題なく作動。

 

次にSO-04EをMHL接続すると,INPUT3にも緑色のチャンネルLEDが点灯。こちらはDC5V電源供給部から7mも離れているのできちんと認識されるのか心配していましたが,大丈夫でした。

もしだめなら予備電源が必要かもと考えていた理由はこれです。

 

INPUT1と3はリモコン操作で小気味よく切り替わります。

本体についているチャンネル選択ボタンでも切り替えが可能です。

 

MHL接続していないときはドングルレシーバーのみ認識するので,自動的にINPUT1が選択されるのも普段使いには好都合。

 

これでケーブル抜き差しのストレスから解放です。

 

配線の整理は持ち越し

後は本体を固定して,配線をきちんと整理して完成…といきたいところなのですが,小さなテレビの背面に配線がてんこ盛りになりすぎてキツキツ。

 

テレビは可動式のテレビステーで保持されているので,アームの動きを妨げないようにしつつ,アームをたたんだ時にケーブルの収まりが良くなくてはいけません。

 

取り敢えず本体を両面テープでテレビに固定したところ,コネクターの首に無理な力がかかる部分があったり,赤外線受信機のプラグが他の機器に干渉して接続できなくなるなどの事態が発生。

L型アダプターなどを使用して接続方向を変える必要が生じてしまいました。

 

速攻で部品を発注。

 

とりあえず仮の姿のまま到着待ちです。 

 

やっぱり迷走してるな。

 

まとめ

配線の取り回しで足踏みしてしまいましたが,HDMIセレクターについては期待していた結果が得られたので満足してます。

 

テレビの端子不足に悩んでいる方にお勧めしますよ。