ランニング&ウォーキングのやりすぎでぐったりぎみのしんこです。
ベッド展開したとき枕元にコンセントが欲しいので,いよいよ増設作業をすることにします。
まずはコンセントを調達
カトーモーターで使用しているコンセントと同一品を探す
さてダイネットにコンセントを増設するにあたって,既設のコンセントと違和感がないように仕上げるためには,同一の製品を使用するのが望ましいのは言うまでもありません。
コンセントのプレートにある"NOATEC"のロゴを手掛かりにWeb検索して見つけることができました。
寸法も一致しているので間違いないでしょう。
取り付け方法の違いによりバネ用とネジ用がありますが,既設のコンセントと同じネジ用を発注。
注文してから2日後には到着しました。
コンセントの取り付け 家具に穴をあける大工事
コンセントを増設する位置
昨年DC12Vのシガーソケットを増設したときも家具に直径30mmの穴をあける大工事でしたが,今回も直径20mmの穴を54mmピッチで2つあけ,それを鋸で繋げて長穴にするというさらに難易度アップの大工事。
失敗は許されないので緊張するぜよ。
コンセントの増設位置はここ。
日帰り旅&普段使い仕様のコの字ダイネットではソファーマットの下に隠れてしまいますが…
宿泊旅のときはソファーマットを降ろし,カーゴスペース側の仕切り板も外してしまうので,ベッド展開時には枕元にコンセントがくる位置になります。
コンセント取付作業
いつものように家具にマスキングテープを貼り,その上から正確にけがきます。
穴の中心に千枚通しでポンチングを行い,直径20mmのボアビットで穴をあけます。
慎重にドリルを操作していたつもりなのですが,穴が貫通する瞬間に思わずドリルを引いてしまい,慣性で回転しているボアビットが家具の表面に触れてしまいました。
まずい!やっちゃったか!?と冷や汗をかきましたが,たまたまマスキングテープで覆ってある部分だったので傷にならずに済みました。
今回と同じような作業をするときは,穴の周りを厚めのテープでがっちりガードしておいた方が良いですね…と自分向けの忘備録。
次に2つの穴を鋸で繋げます。
鋸は以前から所有している細工用の引廻鋸。
刃が細いので直径20mmの穴を起点に切断作業が可能です。
穴を隠すプレートのマージンが上下それぞれ2mmしかないので,余計なところに切り込まないようけがき線より少し内側を狙って鋸を引きます。
穴が繋がりました。
穴と直線部分がスムーズに繋がっていませんね。
その他,鋸の軌跡が板厚方向で水平でなかったり,上下寸法もけがき線より小さくなってしまっているので,ヤスリでけがいた通りの寸法に仕上げると同時に断面も滑らかにします。
コンセントがしっくり挿入できるようになればOK。
3×16mmのタッピングでコンセントを固定します。
一旦コンセントを外してマスキングテープを剥がし,再度タッピングで固定。
プレートをパチンと嵌めれば家具への取り付けは完了。
上手く行ってよかったぜ。
AC100Vコード配線作業
テレビ台裏のコンセントから助手席側ソファーの下までAC100Vケーブルを敷設します。
準備したのは近所のホームセンターで調達した2mm2のVFFビニル平型コード。長さは4m。
配線経路は基本的に以前施工したHDMIケーブルのと同じ。
まずテレビ台横のウェザーストリップを外してコードをステップへ降ろします。
ステップの絨毯裏側にたくし込むようにして後方へ延ばし…
ステップの車両後部側に達したらソファー背面のウェザーストリップを外して床まで立ち上げます。
ステップ部分の床と家具の間にわずかな隙間があるので,そこからソファーの下へコードを通します。
通線が完了しました。
テレビ台裏側の端末にはPanasonicのコーナーキャップWH4019Wを取り付け。
ソファー下の結線については圧着スリーブで直結する予定でしたが,テレビ電源のAC100Vをテーブルタップに交換したときに発生したPanasonicベター小型コードコネクタボディWH4615が手元にあったので,これを再利用してプラグで接続しました。
全てのコネクタを接続し,インバーターのスイッチON。無事に新しいコンセントにAC100Vが供給されました。
大成功!
コードの固定
ソファー下の収納内で配線がぶらぶらしているので固定します。
使用したのはELPAの結束バンド ビス固定タイプ KBN-N1100030(BK)。
これにコードを結わえて3×10mmのタッピングで要所を固定して完成。
物を収納する時に引っ掛けたりする心配がなくなりました。
まとめ
就寝時に枕元でスマホを充電したいという要求から増設したコンセント。
大掛かりな作業になりましたが,ずっと何とかしたいと思っていたことなのでやっとこさ実現したなという感じです。
これでまた使い勝手がよくなったべ。