嬉しい便りと驚きがあったしんこです。
今回はキャンピングカーで日々行っているメンテナンスのお話。
お出掛けしなくても必要なメンテナンス
清水タンクは定期的に水交換
清水・排水タンクの出し入れ
キャンピングカーの快適な居住空間を維持するためには日々のメンテナンスが重要。
自分はキャンピングカーを通勤や買い物などにも使っていて,手洗いなど結構な頻度でシンクを使用するので定期的にメンテナンスしています。
設備の劣化を防ぐという意味でもちょくちょく装備を使うのはいいと思うぞ。
日々のメンテナンスはやはり水回りが中心。
水の劣化を考慮して3,4日に1回(週2回)の割合で清水タンクの水交換をしてます。
ポンプの電源がOFFになっていることを確認したら,タンク周辺に収納しているものを全て出して…
清水タンク,排水タンクに接続されているホースを外します。
タンクと言っても普通の水用ポリタンクなので,キャップを緩めて蓋ごと外す感じ。
まずは清水タンク。
ホースを抜くとポンプからダラダラと水が出続けるので,"受け"にこれを使います。
浅い容器だと作業中にちょっとホースが動いただけでポンプが簡単に受けから外れてしまうので,深い容器がいいですよ。
こんな感じね。
次に排水タンク。
ホースを抜いたら扉に引っ掛けけてます。ホースの口が少し上向きになるので,水が垂れません。
タンクを固定しているベルトのバックル&タンクを載せているベースのロックを解除して手前にスライドさせるとタンクの出し入れがしやすくなります。
排水タンク処理・清水タンク水交換
排水タンクの水は屋外水栓のシンクに排水。
少量の水で2回くらい濯ぎ,内部を覗いて臭いもチェック。
今回は特に異臭もなかったので濯いだだけで終了。
異臭の防止にはかんたん洗浄丸がいいですぜ。
清水タンクの水は花壇の水やり用桶に空けて,1回軽く濯ぎます。
普段使いでは手洗いに使用する程度なので,タンクへの給水量はこの程度。
これでタンクの排水,水交換は完了。
後は逆の手順で復旧すればOKです。
今回は1泊旅から戻った後で,清水タンクを満タンにして出かけたのででタンクを載せているベースを引き出しましたが,普段使いの給水量でしたらそんなに重くないので特にベースをスライドさせなくてもタンクの出し入れは苦ではないです。
これら一連の作業は10分以内で完了しますよ。
FFヒーターのメンテナンス運転
こちらはFFヒーターを使用しない夏季に1回/月,10分程度の運転を実施します。
FFヒーターを長期間運転しないと,燃料配管内の燃料が劣化するので定期的に燃やしてしまいましょうということのようです。
手順は簡単。
FFヒーターマルチコントロールの温度設定を最高の35℃に設定し…
残り運転時間を10分にして運転すれば,後は勝手に停止してくれるので放置です。
夏は気温が高いので車内が35℃になることもあるでしょうから,なるべく涼しい時間を狙うのと,スライドドアや窓を全開にしてヒーターの熱を逃がすなどの配慮をする必要はありますね。
自分は忘れてしまわないように必ず月の初日に行うようにしています。
FFヒーターマルチコントロールの使い方はこちらを見てくださいね。
まとめ
スーパーロングトレインのキャンパー装備で普段のメンテナンスはこの程度。
それほど苦痛ではありません。
装備が増えるとやることも増えると思いますので,現在キャンピングカーの購入を検討されている方は,導入時のオプション費用はもちろんですが,後々のメンテナンスについても良く考慮した方がいいかもよ。