温かい気温に気が緩みっぱなしのしんこです。
今回は,運転席カーテンレールに棚を作ってもらったらとても重宝しているというお話。
運転席カーテンレールのベース部に木材を使用
これって棚にできませんか?
停泊時に前方からの目隠しや遮光をしてくれる運転席のカーテン。
ハイエースの場合はカーテンレールを窓の上部のトリムに直付け場合が多いと思いますが,カトーモーターのキャンピングカーは木製のベースにカーテンレールを取り付ける構造になっています。
展示車両のカーテンレールと木製のベース。
2018年のお台場キャンピングカーフェアで展示車両を見たとき,ハイエースのハイルーフだったら天井までの高さがあるので,この木製のベースを拡大して棚にしたら便利かも…と思い付き,その場で相談。
夜のキャンピングカー商談会での一コマなので写真が暗くてすみませんが,バインダーを棚の代わりにしてシミュレーションの結果,頭上のクリアランスも確保できそうなので製作することは可能との見通しを得ました。
ちなみに自分の身長は174cm。座高がちょっと高めな人種。
カーテンレールのベースが棚になった
そしてスーパーロングトレインで実現したのがこちら。
展示車両の木製ベースより大きくなっていることがお解りいただけると思います。
違う角度から。
頭上の棚はとっても便利
この棚の使い方ですが,スーパーロングトレインの納車がちょうど寒くなる時期だったこともあり,現在までのところ脱いだダウンジャケットなどの上着を丸めて押し込んだりというのがほとんど。
運転席&助手席の着座位置に対して棚の位置が絶妙なので,シートに腰かけたまま押し込むのも,取り出すのも全然苦になりません。
ちょっと長めの信号待ちで脱いだり,羽織ったりできるくらい。
嫁さんも絶賛の装備となってます。
棚の端には高さ1cm程度の仕切りがあり,物の落下を防止。
とはいっても車が動いたときに滑ったり,転がったりするものを載せるには適していないと思います。
やはり衣類の収納がベストでしょうね。
運転席のカーテン使用時はこんな感じになります
運転席のカーテンを引いた時の様子です。
まずは車内側から。
カーテンは運転席と助手席の背もたれ,センターコンソールをすっぽりと覆うくらいの位置になります。
外から見てみます。
窓上部のトリムにカーテンレールがある車両よりは奥まった位置になりますが,停泊中は運転席に行くこともないので,困ることはありません。
それよりも窓とカーテンが離れているせいか,この秋から冬にかけての停泊で窓が結露で水滴だらけという状態になったことがありません。
多少は曇りますが,出発前の暖気中にデフロスターで充分視界が確保できる程度です。
まとめ
キャンピンカーの車内は狭いので,床上やシートの上に物を置くと何かするたびに移動しなければならなくなってしまいます。
コートやセーターなどは脱ぐと意外に置き場に困るもの。
ドライバーの身長や座高,車両のルーフ形状により制約が出る場合もあるかとは思いますが,カトーモーターのキャンピングカーだったら難なく装備できるはずですので相談してみてください。
お勧めしますよ。