強化クラッチの踏み過ぎで足が攣り気味のしんこです。
行って参りました東京キャンピングカー2019。
早速レポートしちゃいますよ。
今回の目的は?
物見遊山で気楽にいこう
今年2月のジャパンキャンピングカーショー2019までは,キャンピングカーの物色や調べごと,商談,打合せの場としての展示会でした。ある程度は真剣勝負ね。
今回の東京キャンピングカーショー2019についてはさしたる目的もないので,行かなくてもいいかなくらいに考えていたのですが,嫁さんが「行く?」と言ってくれたので,じゃあという感じで行くことに。
あれを調べるだの,これを聞くだの一切なし,物見遊山で楽しみます。
前売り券は必修で
チケットは前日の夕方,セブンイレブンのマルチコピー機を操作して前売り券をあっさり購入。毎度同じパターンで購入しているので,だいぶ慣れましたな。
過去に資料請求などをした方には,各ビルダーから優待券のダイレクトメールが届いていると思いますが,割引の価格と、前売りの価格は同じ。当日会場でチケット売り場に行列することを考えたら,前売り券を購入した方が断然いいと思いますよ。
実際に自分は開場30分後くらいに入場しましたが,チケットカウンターの行列を横目に難なく入場できましたので。
思いつくままに展示車両を見る
見物の順番待ちが少なそうなところを狙って手当たり次第に見てみます。今回は価格も車両の大きさも関係なし。楽し。
マックレー バレンシア520
京都のビルダーマックレー。強力な電源を持つ実用本位のキャンピングカーを製作しているイメージがあります。
バレンシア520に乗ってみます。インテリアは華やかさこそないものの,明るくてしっかりした造りの感じは伝わってきます。
家庭用エアコンは走行中でも使用可能で,電力はオルターネーターの発電量で賄えるとのこと。
ベース車がふそうキャンターというのも珍しいですね。嫁さんには運転席が豪華に見えたようですよ。
ミスティック レジストロアウル
お次は当ブログへの検索キーワード上位を占めるレジストロアウル。
やっぱり大人気のようですね,見物の行列ができています。
順番待ちが大変そうなので,自分は運転席をちょこっとのぞき見。
昨年じっくり見たときは,いかにも小型トラックの運転席という質素で淋しい感じでしたが,この展示車両はドアやセンターコンソールにウッド調の加飾があって豪華な感じです。ステアリングホイールもトップ部分がウッド調になっていて高級感がありますね。真円じゃないのはどうかな?と思いますが。
さらに運転席,助手席ともBRIDEのバケットシートが奢られています。
自分がボンゴベースのキャブコンMAMBOW/マンボウを検討していた頃に調べた結果では,ボンゴトラックの助手席は交換が不可能で,座り心地の改善には難ありだったのですが,ライトエースは可能なんですね。恐らくフロント部分にエンジンがあるおかげだと思いますけど。*1
自分と同じようなニーズを持っている方は多いと思うので,もっとアピールしても良いのではないでしょうか。
購入するわけではないですけど,結構喜ばしい事実が判明ですね。
ADRIA TWIN PLUS 540 SP
オレンジ色のボディカラーが鮮やかなADRIA TWIN PLUS 540 SP。キャンピングカー購入検討中には対象範囲外だろうということで,調べることはおろか,まじまじと見たことすらありませんでした。
540 SPはTWINのラインナップでは最も全長の短いモデル。車両サイズはハイエースのスーパーロングに比べて,全長は+33mmの5413mm,全幅は+150mmの2050mm。「思ったほど大きくないな。」が率直な感想。ハイエースとの圧倒的な差は天井の高さ。
1900mmもあるので頭がつかえることなく直立できます。全高が+295mmの2580mmあるのでできる芸当です。まあスーパーロングのハイルーフの高さが許容できるのならば,それ以上の全高があっても何ら問題なしですよね。
面白いなと思ったのは,フロントサイドウィンドウに取り付けられている扇型のシェード。いいアイディアですね。ハイエースにもないかしら。
540 SPの税込み車両本体価格が,オプション込みのスーパーロングトレイン購入価格を軽々と凌駕しているので,実際に購入は無理だったでしょうが,海外製のバンコンもありなんじゃないかと思いましたね。
キャンパー鹿児島 rem second act KUROS Ver
リチウムイオン電池搭載のバンコン。
強力な電源のおかげか,家庭用エアコンを搭載しています。今はちょうどムシムシしている季節なので,家庭用エアコン非搭載車には厳しい季節でしょうね。
暑い季節の活動は停泊地を工夫して乗り切る作戦を前提に,スーパーロングトレインを発注したわけですが,快適性は絶対に家庭用エアコン搭載車に軍配が上がることはまちがいなし。
ただし気になるのは室外機の搭載位置がリヤの床下だということ。タイヤが巻き上げた埃や泥,雪をまともに受けるので耐久性が心配です。
バンコン用に画期的なエアコンが出てこないかなあ。マジで希望。
カトーモーターブース訪問
カトーモーターのブースを訪問してMさんにご挨拶。
5月の末,新潟県燕市のカトーモーターに訪問した時にも聞いていたのですが,今回の東京キャンピングカーショー2019は,開催日の7/20(土)当日朝に展示車両を搬入,ブースの設営をするスケジュールのため,5時半にはホテルを出発,6時から搬入,設営を開始。完了後ホテルにとんぼ返りして身づくろいと,お話を聞いているだけで大変だなあと思いましたよ。
今日は打ち合わせなどの予定はないのですが,最終打ち合わせに向けてイメージ作りなどはしておきましょう。
標準ボディですがロングトレインが展示されていますので好都合です。
下駄箱を検討
スライドドア開口部左側に設置される下駄箱。自分はこの上にテレビを設置してもらう予定なので,腰掛のクッションはありません。
下駄箱として活躍してもらうためには靴が縦にしっかり収容できなくてはならないので,奥行き寸法はしっかり確保したい。
写真の下駄箱は単純な四角の立方体ですが,手前の角がスライドドアのステップにはみ出る形態となっています。この角を落として斜めにすることもできるとのことですが,収容力が減るので悩ましい。
小物を入れる棚や引き出しが少ないので,靴は下段だけに収容して,上段は物入として使いたい。そうするとやっぱり収容力が確保できる直方体形状のほうが良さそうですね。
シート,カーテンの生地
いまだ未決定。居室の雰囲気を左右するので慎重に選ばないと。
展示車両の明るい雰囲気は嫌いではないので,たぶん似たような色合いになると思います。他の展示車両の生地もチェック。見本の小さい切片と実際の大きさではイメージが異なるので,よく見ておきます。
折りたたみ式カウンターテーブル
ソファ後端のカーゴスペースに希望しているカウンターテーブル。折りたたみ式の提案をいただいているのですが,展示車両のオークサイドにありました。
恐らく同じような意匠になると思いますが,中折れ式のヒンジは2本。左右同時に操作しないと畳めないので,ちょっとやりにくいかな?
最終打ち合わせ時にしっかり確認しましょう。
その他のテーブルや間接照明など
最近間接照明を採用したと聞いていましたが,展示車両にもしっかり装備されています。
雰囲気いいなあ。おいくら位で追加できるかな。
テーブルは写真のように角を落としたお洒落な形状と,単純な長方形形状が選べます。面積を有効に使えるのは単純形状ですね。ドリンクホルダを付けようか,付けるなら2個でいいか,4個必要かなど検討の余地あり。
隔壁の上部にハンガー掛けと思われる意匠を発見。自分のスーパーロングトレインも簡易マルチルーム用に隔壁を装備しますので,これ欲しいです。
来月の打ち合わせよろしくお願いしますということでブースを後にします。
ポータブルトイレを物色する
続いてパーツコーナーをうろうろ。
簡易マルチルームに装備するポータブルトイレを物色。
つい最近まで購入するならDometic 976かな?と考えていましたが、ここにきてあるブログをきっかけにTHETFORD ポルタポッティ 565が急浮上。
実際に腰かけて確認した写真もあるのですが,掲載はやめておきましょう。
両者の大きな違いは,男性が便座に腰掛けて小用に使う時。
Dometicの便座が弱い楕円形であるのに対して,ポルタポッティの便座は前方に大きく張り出しています。両方に腰かけて確認しましたが,ポルタポッティのほうが圧倒的に自然で安心感がある体勢が確保できます。
価格は倍くらいしますが,ポルタポッティで決まりかな。
今回の会場はお台場に近かったので,いったん退出してランチや散策を楽しんで気分転換。
再入場して会場をぐるぐる回りながら他社のインテリア,カーテンの色合いを見たり,YouTuberを探したり。
気がついたら17時をすぎていて,すっかりお客も少なくなってきていました。
各ブースもお客よりスタッフさんのほうが多く,ゆっくり見られるような,声がけされるのがうっとうしいような微妙な状況になってきたので,頃合いと判断して撤収しました。
こんな感じで東京キャンピングかショー2019はこれにておしまい。
気楽に見ることができたので楽しかったですよ。
さて,カトーモーターでの最終仕様打ち合わせは8月。
漏れがないようしっかり準備しないとですね。
*1:ボンゴトラックはシートの下にエンジンがあり,助手席がエンジンカバーになっていますのでシート交換が不可能のようです。