台湾グルメ旅で体重が2.5kg増えちゃったしんこです。
今週は完全にリハビリウィーク。食べる量を減らしてランニングでカロリーを消費します。たくさん食ってまた体重減らして…何か無駄な行為のような気がしますが,向こうでしか食せないものがいっぱいあるし,短い滞在時間で目いっぱいいっちゃうので仕方ないです。
こちらの続き。
キャンピングカーで行く宮城・岩手くるま旅 Day5
道の駅 にしめ
道の駅 にしめの朝です。
夜中に雨が降りましたが,夜明けには上がりました。
スーパーロングトレインは天井にも断熱材ががっつし入っているおかげか,雨がルーフを叩く音はほとんど気になりません。ぐっすり眠れましたよ。
今日はまず目的地まで移動することにして,早朝5時半に道の駅を出発です。
八幡平アスピーテライン
松尾鉱山廃墟群
本日最初に到着したのはこちら。松尾鉱山廃墟群です。
かつて東洋一の硫黄鉱山だった松尾鉱山。
労働者の確保を図るため標高が900mの山奥にもかかわらず,水洗トイレやセントラルヒーティングを完備した鉄筋コンクリートの集合住宅をはじめ,小・中学校や病院など当時の最先端ともいえる近代的な都市が形成され,「雲上の楽園」と呼ばれていた街の廃墟群です。
長崎県の端島炭鉱,いわゆる軍艦島に通ずるところがあるので,以前から来てみたかったんですよね。
廃墟群は八幡平アスピーテラインから脇道に入ると,ほどなくして右側の車窓に出現します。道路から俯瞰するしか手がありませんが,それでもカメラのフレームに全貌が収まり切れないほどの大規模な廃墟群です。凄い眺め。
道路は鉱滓ダムの排水中和施設入口と思しき所で立入禁止となっているためUターン。
道路のすぐ脇にも1棟の廃墟があります。
当時はどんな生活が営まれていたんでしょうかね。興味は尽きません。
廃墟の後方に左右に走る一筋のラインが見えますが,これが鉱滓ダムの築堤と思われます。
Google マップを航空写真で見ると,赤くて毒々しいスラグが流れ込んでいる状況が確認できます。鉱山が残した負の遺産ですね。
関東では足尾銅山の簀子橋堆積場(すのこばしたいせきじょう)が良く知られている存在だと思います。なにせ足尾町の市街から堤防が丸見えですから。
夜間通行止で2時間待機
さらに八幡平アスピーテラインを上って八幡平見返峠無料駐車場を目指すのですが…
17:00から翌日8:30までは夜間通行止のため,緑ヶ丘ゲートが閉鎖されていました。時刻は6時半頃。
まだ2時間あるな。ここで朝飯にするか。
せっかくのポールポジションだし,車道の真ん中でのんびり飯を食うというのも貴重な体験でいいかなと思ったんですが,なんだか落ち着かないので100mくらいバックして広い路肩に陣地変換して朝食にします。いろいろやってたら2時間なんてあっという間ですからね。
いつも同じ朝食メニューで恐縮です。
間もなく夜間通行止解除。既にスターティンググリッド上には20台くらいが整列して待機中。自分はピットスタートですが急いでいるわけでもないし,後ろから突かれるのも嫌なのでこれで良し。
全車が行った後に,のんびりスタートします。
八 幡 平
鏡沼(ドラゴンアイ)
緑ヶ丘ゲートから八幡平見返峠無料駐車場までは約20分。
300m先の峠頂上には八幡平山頂レストハウス有料駐車場がありますが,たった300mで¥500なんてもったいないわ。
雪解け水で登山道が水たまりだらけ…という過去の口コミを見たので,ワークマンの防水FEST(フェスト)ブーツで武装して鏡沼を目指します。
ちょうど今の時期がドラゴンアイ見物で大混雑みたいですね。4月末ではまだほとんど雪に埋もれている状態なのは知ってましたが,せっかくだから見に行ってみましょう。
岩手県から秋田県の県境標識を過ぎてすぐ右手に登山道入口があります。時刻は8:59。
登山道は入口から10mも行かない地点からずっと雪に覆われていました。水溜まりすらありません。
フェストブーツが雪道でどれぐらいグリップするかわからないので,やばそうならば撤退するしかないな。
歩いてみると雪はだいぶ緩んでいて,ブーツがザクザクと突き刺さるくらいなので前進を続けます。
9:12 鏡沼に到着。ほんのちょっとだけ水溜りができていますが,ドラゴンアイのドの字にもなってないです。
意外とあっさり到達したので,メガネ沼から八幡平山頂を目指して行くことにしました。
メガネ沼・八幡平山頂・ガマ沼
9:17 メガネ沼。…全くわからん。
軍歌!雪の進軍はじめw ♪雪wの進軍 ♫氷を踏んで… 1人で盛り上がっています。前方に何かが見えたぞw 天は我々を見放さなかったようです。
9:23 八幡平頂上に到着です。
さすがアスピーテ。山容が平べったいので山頂展望台からの眺めも見晴らしが微妙で,絶景って感じでもないですね。
それではガマ沼経由で下山しますぜ。
9:33 ガマ沼。
現在地と巡ったルートはこんな感じ。高低差もそれほどなくコンパクトに回れますよ。
このころは上ってくる観光客と次々にすれ違うようになっています。もちろん海外からの方々も多数。
9:49 県境まで戻ってきました。
峠頂上から八幡平見返峠無料駐車場までの道程は,こんな切り立った雪の壁になっています。たまたま写り込んじゃった人の大きさで壁の高さがわかりますね。
それでは少し秋田県側に足を延ばして,後生掛温泉の湯に浸かるとすんべか。
つづく。