涼しくなってきたので何かとやる気が湧き上がってきているしんこです。
時は遡ること1か月半前,猛暑になる直前の8月初旬に行ってきた東北キャラバンのお話。
東北キャラバン2020夏
北海道キャラバンを中止して行き先を東北に変更
当初は北海道行きを予定していた今年の夏季休暇。例年は争奪戦になっているはずのフェリーの予約も難なくできて,後は旅立つだけ…だったのですが。
この時期すんなりフェリーの予約ができたということは,やはり皆さん躊躇しているということですよね。
自分も迷った末,キャンセル料が上がる直前に断念しました。
北海道は諦めましたが,キャンピングカーに籠りっきりで移動できる所ならリスクを低減できるんじゃね?という考えで,少しでも涼しそうな東北キャラバンに計画変更です。
北海道に比べると魅力という点でどうかなという感じがしないでもないですが,自分は数年前まで毎年フェリーで帰省していたので,船旅も道内の観光地もキャンピングカーで行くということ以外それほど目新しいことはありません。
東北の方が初めて訪れたところがたくさんあって,結果的には楽しかったですよ。
旅程は6泊7日の予定
せっかくの夏季休暇なので目いっぱい楽しもうと,旅程は6泊7日で計画。スーパーロングトレインで行く旅としては今までで最長になります。
ざっくりとした旅程は
〈Day1〉
喜多方経由で山形県の月山付近まで移動。
道の駅 にしかわで休憩。
〈Day2〉
羽黒山に登って出羽三山神社詣で。日本海側を北上して秋田まで。
道の駅 しょうわで休憩。
〈Day3〉
男鹿半島・八郎潟からさらに日本海側を北上。
白神山地の青池を散策した後,黄金崎不老ふ死温泉泊まり。
〈Day4〉
青森へ向かい,キャンプ用の食材を調達。八甲田雪中行軍遭難記念像を見学して酸ヶ湯温泉へ。
酸ヶ湯キャンプ場泊まり。
〈Day5〉
奥入瀬渓流,十和田湖を経由して小坂町散策。その後,玉川温泉へ。
道の駅で休憩。場所は未定。
〈Day6〉
特に予定なし。自宅に向かって行ける所まで行く。力尽きたらそこまで。
道の駅で休憩。関東に近づくと涼しい道の駅を見つけるのは至難の業かも。
〈Day7〉
自宅までひたすら走る。
旅程を計画するときに考慮したこと
旅程を計画するときは,自分なりのコンセプトに基づいて行うのですが,今回はこんな感じで決めました。
移動は基本的に下道で
高速道路はなるべく使用しないで下道で移動します。これは徐々に移り変わる景色をのんびり楽しみたいのと,高速道路の運転はすぐ飽きるのが理由。
意外なところでは高速道路は割と遠回りになる場合が多いので,下道最短ルートに対して圧倒的に早く着かないという場合もしばしば。
都市部など交通量や信号が多く,アベレージが低いところでは高速道路の恩恵が大きいので使うようにしてます。
今回の都北キャラバンでは使う必要はなさそう。
移動は日没終了
移動中に景色を楽しむには明るくないとだめですよね。
何度も通ったことのある道なら別に構わないのですが,初めての地では景色が見えない日没後の移動はなるべくしないようにしてます。
この時期は日没が遅く,移動時間を長くとれるのがいいですね。
近場は寄り道せず一気に遠くまで行く
せっかく遠くまで足を延ばすのですから,行った先での滞在時間を多く確保したいですよね。そのためには比較的行きやすい近場での寄り道は一切せず,一気に移動するようにします。
入浴について
入浴施設については各地にあるので,よっぽどの僻地でない限りは困ることはありませんが,こと東北に関しては温泉天国♨
入浴料金¥300程度の安くて素敵な温泉がたくさんあるので,温泉好きには堪らんです。
移動が予定通りにいかなかったり,行ってみたら休業なんてことも想定して,経路付近の温泉はいっぱいチェックしておきました。
道の駅は標高の高い所
これは気温の高い夏場では重要な項目。
スーパーロングトレインには家庭用のエアコンがないので,なるべく涼しいところで休憩できるようにするための配慮です。
宿泊を入れる
3泊目は黄金崎不老ふ死温泉に宿泊することにしました。
ご存知の方も多いと思いますが,波打ち際の露天風呂とそこから日本海に沈む夕日を眺めることができる有名な温泉宿。
夕日を眺めるためには,日帰り入浴ではあかんということで宿泊。
日本海の海の幸も存分に堪能します。
長期のキャラバンでは変化をつける意味でも,宿泊を1泊くらい入れるのはいいと思いますよ。
キャンプ場泊を入れる
4泊目は酸ヶ湯キャンプ場を予約。
スーパーロングトレインでオートキャンプを楽しみたい!というのもありますが,日程上ではここで清水タンクの水交換や,ごみの処分などキャンピングカーの補給処とする意味合いの方が重要でした。
もちろん酸ヶ湯温泉も大いに魅力。
まとめ
ノートには旅程表のようなものは作っておきますが,現地で予定外に行きたいところが出てきたりすることがあるので,その場合は予定の一部をカットするなど臨機応変に変更します。
旅に出るときにキャンピングカーに積んでおくと便利なのは「るるぶ山形」や「まっぷる秋田」などの旅行ガイド。
嫁さんは自分たちか今どの辺りにいるかを調べるときなど,スマートフォンの地図アプリを見るより大きな地図の方が解り易いようです。
沿道の見どころや,美味しそうなものを探すときもスマートフォンをちまちまいじるよりも楽。
行く先々のガイドをすべて購入すると膨大な量になるので,旅に出る毎に図書館で借りてます。
こうすればいつでも最新版を手にすることができますよ。