ランニング中に脱落したスマホのアンテナを探しながら毎日走っているしんこです。
先週末はとある海岸で車中泊を楽しんだのですが,潮風でボディ全体がしおしおな感じになってしまったので,初めて丸ごと洗車してみましたよ。
高いところの洗車に脚立は危なそうなので洗車台を購入
雨樋から下は普通に洗えるけど…屋根はムリ
納車日当日から雨に見舞われ,その後も雨の通勤に使用するなどしょっちゅうボディが汚れる状況のスーパーロングトレイン。
とりあえず普通に手が届く雨樋から下の部分だけはまめに水洗いして,きれいな状態を維持していました。
アルミ洗車台を購入
手が届かない高い所をどうやって洗うかですが,自宅には210cmの高さの脚立があるので,試しにバックドアのガラスより上の部分を洗うために使ってみました。
しかし…
- 高い所には届くが,脚立に登った所から手を伸ばせるエリアが狭く,何度も梯子を登り降りして脚立を移動する必要がある。
- 脚立を移動する度にボディにぶつけないかハラハラするので,精神衛生上よろしくない。
- ボディに触れるときには,脚立から身を乗り出すような姿勢になるため,不安定で危なっかしい。
- もしバランスを崩して脚立が倒れたら,人もボディも悲惨なことになるのは必至。
などの理由により洗車には使いたくないというのが本音。
そこで台上の水平移動が容易で作業性が良く,転倒の危険が少ないアルミ洗車台の購入を決意。
スーパーロングトレインはソーラーパネルやルーフベンチレーターが乗っかっているため,最大高さは240cmですが,屋根そのものは通常のスーパーロングハイルーフと同じ228.5cm。
自分の背丈は175cmなので,胸から上を屋根上に晒せるようにしようとすると100cm程度の高さの洗車台が欲しいのですが,どれも価格が高め。
今回はお試しの意味もあって,高さは80cmですが価格が比較的安いこちらを購入してみました。
楽天ポイントが結構あったので,¥2,600で購入できましたぜ。
初めてボディ全体を洗車してみた
80cmの洗車台でどれくらい届くか
さて期待の洗車台ですが,車両の傍らに設置してみました。
早速乗ってみます。車両の高さと,台に乗った自分の背丈との関係はこんな感じ。
奥まで手を伸ばすのはちょっと辛いですね。
右側面。
ちょっと背伸びをして手を伸ばすと,ギリギリ車体中央まで手が届きます。
でも台上での背伸びは危ないですね。やっぱりもう少し高さが欲しいです。
この作業姿勢では体がボディに触れてしまうので,ファスナーやベルトのバックルなどがない服装にするよう気を使ってます。
左側面。
サイドオーニングに阻まれて、奥まで手が伸びません。おまけにサイドオーニングの水をしっかり拭き取ってから手を伸ばさないと,胸や脇がびちゃびちゃに。
購入前から予想はしていましたが,大柄な車体の洗車は大変ですね。
水の拭き取りが意外と厳しい
屋根の上は水捌けが悪い
洗車自体はボディにたっぷりと水をかけて埃を流し,スポンジでサッと軽く撫でるだけで汚れが落ちます。さすがは新車。
さて問題は水の拭き取りです。ハイエースの広大な屋根上は傾斜もなく,補強用のリブがプレス成型で入っているため,水捌けが良くなく,たっぷりと水滴が残ります。
自分は使い古したセーム皮しか持っていないので,ちょこっと水を吸収してはセーム皮を絞って,また吸収して…をかなりの回数繰り返してやっとこ拭き取りを完了しました。
ルーフベンチレーターの近くは特に水が溜まるので,何か良い方法を考えないと。
窓の周囲とスライドドアのレールから水がいつまでも染み出してくる
これはハイエースを所有してから初めて気付きました。
運転席周りは一般の車と同じなので特に問題はないのですが,リヤガラスは窪ませたボディパネルにガラスを接着剤で貼り付ける構造のため,ボディとガラスの間に隙間があります。
この隙間に残った水がいつまでも溜まっては流れ落ちるんですよね。
リヤガラスと同じようにスライドドアのレールとボディの隙間にも水が残ります。
セーム皮の端を隙間にあてがって何とか吸い取ってみましたが,作業性が悪いです。
水を効率よく除去する作戦を考える
水をかけてスポンジで撫でる&セーム皮で水を拭き取る作業で約2時間かかりました。
新車で汚れがサッと落ちてくれるので,洗うこと自体は楽だったのですが,水を拭き取る方に半分以上の時間を費やしています。
ここを効率よくできれば作業時間をぐっと短縮できそう。
屋根に溜まった水を除去する
水を除去する方法としては吸い取る,吹き飛ばすなどが考えられますね。
現在使用しているセーム皮は吸い取る方式ですが,いかんせん面積当たりの水の量に対して吸収する能力が低すぎます。
一方,水を吹き飛ばすという方法ですが,一般的に入手できる空圧機器はスポットでエアを噴射するノズル形状になってます。
これは隙間に溜まった水を追い出すのは得意ですが,広い水平面に対しては押しのけた水が脇から回り込んできたり,エアの向きを変えると水がまた戻ってきたりとなってしまうので,思ったほど楽ではないのではないかと予想しています。
屋根上に関しては強力な吸収力で水を吸い取ってしまうのが良さそうですね。
今のところこちらに興味あり。
隙間に溜まった水を除去する
屋根のところで言っちゃいましたが,ここはエアで吹き飛ばすのがいいでしょう。
考えられる方法としては,まずエアコンプレッサー+エアーダスターガン。
そしてもう一つ電動ブロワ。
エアコンプレッサーを導入するには価格的にかなりの度胸が要りますね。用途としてはエアブローの他にタイヤ空気圧の管理や,DIYの吹き付け塗装など使い道は広そうですが,性能や自宅敷地内の設置方法をよく検討する必要があります。
ブロワについては国内メーカーのベーシックな物で価格が¥5,000くらいから。まずはこちらで試してみるというのが順当なところでしょうね。
まとめ
キャンピングカーで気持ちよく旅をするために洗車は欠かせません。大柄な車体をなるべく楽に洗車できる方法を模索していきたいと思います。
新車のように汚れが簡単に落ちる状態を保つことも洗車を楽にしてくれますよね。
こちらについてはある方法を画策中。
もう何かわかっちゃったかな。