軽油が値下がりしているのに遠出ができないのが恨めしいしんこです。
さて,ぼちぼち活動再開できそうな感じになってきましたが,ロングドライブに備えてスペアタイヤのメンテナンスを。
タイヤのトラブルに対応できる備えが必要
いざという時に使えないのでは話にならない
旅先でパンクなどのタイヤトラブルに見舞われるのは勘弁ですが,ことが発生したら自力で交換しなければなりません。
数年前には嫁さんSWIFTで帰省する際,フェリーターミナル到着直前に路上の何かを拾ってパンクということもありました。乗船時間は迫ってくるし,これから休暇が始まって長距離を走らなければならないのに…と思うとかなり焦りましたよ。
さて,ハイエースキャンピングカー スーパーロングトレインが納車されてから半年以上が経過しましたが,スペアタイヤの空気圧点検を一度もしていませんし,そもそもスペアタイヤを取り出したこともありません。
タイヤの空気は自然に抜けていきますので,放ったらかしにしておくと,いざスペアタイヤを使おうとしたら空気が足りなくて使い物にならないという事態も。
また取り出しについても,一般的な乗用車と違ってリヤの床下に吊ってあるので,一度練習しておかないととずっと思っていたので,今回スペアタイヤのメンテナンスを兼ねて取り出してみました。
キャンピングカーなのでハイエースの取扱書記載以外の手順もあり
まずリヤゲートをあけ放ち,床にあるこのプラスチック製のキャップを外すところから始めます。
これはキャンピングカーとしての装備なので,ハイエースの取扱書には外し方が記載されていません。
爪を引っ掛けても固くてなかなか外せず,早くも難儀。
結局,タオルで傷をつけないように保護しながら,精密ドライバーでこじってなんとか外しました。精密ドライバーは自宅から持ってきたものですが,これを車載しておかないとダメってことですよね。やっぱり一度はやっておかないと,事が起きてからではやばいところでした。
キャップを外すとハイエース本来のゴムキャップが見えました。
指で摘まんで外します。
スペアタイヤの収納具を固定するボルトが出現。
レンチを使って緩めていきます。
ボルトを緩めると収納具を吊り上げているフックが降りてくるので,フックがある程度緩んだら収納具を持ち上げ,フックを外します。
収納具が地面に降りました。
いきなり地面にドスンと落ちるので,収納具の塗装がガリガリに。何か敷物を敷いておいた方が良いかも。
スペアタイヤを取り出します。タイヤがかなり重いので結構辛い作業ですよ。
埃だらけですね。
空気圧の確認
空気圧を測定すると490kPaありました。
スーパーロングトレインの指定空気圧は420kPaなので充分ですね。スペアタイヤには空気圧が高めに充填されているようです。今回は補充や調整はせずこのままにしておきます。
せっかくなので洗って綺麗にしましょう。
スペアタイヤの収納
取り出した時と逆の手順で収納します。
スペアタイヤを収納具に納めて持ち上げるのですが,外した時のフックの位置まで重くて持ち上げらず,フックを掛けることができません。
フックを最大限まで伸ばして何とか掛けることができました。もうぐったりです。
ここまでくればボルトを締め,キャップを復旧すれば作業完了です。
まとめ
取扱書を見ながらだったこともありますが,結構な時間が掛かりました。
車載工具だけでは足りないことがわかったのも収穫です。
スペアタイヤが必要になる事態は避けたいですが,いざという時のために練習しておくことをお勧めしますよ。