秋が終わりに近づいても食欲はまだまだ全開のしんこです。
今回は収納スペースを工夫したお話。
右後輪タイヤハウス付近の収納スペース
エアサスのコントロールキット設置で使用不能に
スーパーロングトレインの電装品やFFヒーターはダイネットの右側ソファー下に収められています。
ほぼいっぱいなのであまり物を収納する能力はないのですが,右後輪のタイヤハウスとインバーターの間に僅かなスペースがあり,ここに三角停止板や牽引ロープ,ブースターケーブルといった緊急時に使用する車載品や,トイレットペーパー,ティッシュペーパーの予備品など普段使わないものを収納していました。
今はこのスペースをエアサスのコントロールキットが占領しているので,これらの品の保管は不可能に。
コントロールキットの上の空間が使えるんじゃね?
エアサスのコントロールキットは最も高いコンプレッサーの上部で床面から140mm程。ソファーマットの下面まではかなりの空間が存在します。
これはカーセールス・ワタナベで取扱説明を受けているときに気付いていたことで,渡辺社長にコントロールキットの上に台のようなものを作って収納スペースにして大丈夫か質問しておいたのです。
答えは大丈夫。
これはやるほがあんめ。収納スペース復活作戦を発動です。
コントロールキットの上に物置台を作る
基本構想
物置台の基本的な構想としては,コントロールキットのボードよりも一回り大きいサイズの平板に,脚は30×12×150の角材を木工用接着剤でイモ付け。
脚の内側にコントロールボードがぴったりと嵌るようにすれば,車体に固定しなくても走行中に動いてしまうようなことがないはず。
コンプレッサーの吸気や電気機器の発熱を考慮して,コントロールキットが密閉状態にならないようにします。
物置台の製作
材料は600×250×13の板と,30×12×900の角材。
木材を直角並行に切断するにはソーガイドが便利。精度よく切断できるので作業が捗りますよ。
板に脚を接着。曲尺でチェックしながら垂直になるように取り付けます。
台上に置いたものがインバーターに当たらないように,端材を利用してストッパーを取り付け。
カトーモーター風に角を丸く仕上げてみました。
車両の前方側になる面にも物が滑り落ちないようにストッパーを取付け。
脚は障害物を避けるために変則的な5本脚になっています。
組立が完了したのでフィッティングの確認を。
ばっちりですね。脚の長さもきっちり揃えたのでガタつきもありません。
全体にサンドペーパーをかけ,角は糸面取りをして仕上げます。
最後に床やコントロールキットのボードなどに接触する部分にフェルトシートを貼り付けます。
こんな感じに貼り付けて…
完成。
物を収納してみた
設置して物を置いてみましょう。
タイヤハウス上のスペースも利用して,ティッシュペーパーやキッチンペーパー,350ml缶が入るソフトケースなどを収めてみました。
まだ余裕がありますね。
物置台の手前には黒い巾着袋に入った牽引ロープやブースターケーブルを置きましたが,開口部が塞がれるような感じになってしまっているので,置き方を変える必要があるかな。
天板の周囲にも隙間があるので大丈夫だとは思いますが。
三角停止板はサイズが大きいので物置台の上には収まり切れず,こちらに戻すことはできませんでした。
タイヤハウスの上にしっくり収める方法があれば寸法的には可能そうなので,もう少し考えますか。
まとめ
自作の物置台で収納スペースを復活させることができました。
とりあえず構想通りにはなったと思います。
収納に関しては他にもやりたいことがあるので,もう少しアイディアを練ってから実行する予定です。
こうやってあれこれ考えるのが楽しいんですよね。