何かと慌ただしくなってきたしんこです。
さてスーパーロングトレインの納期が具体的に見えてきましたので,現在の愛機GDBインプレッサの嫁ぎ先を探さなければいけません。
一般流通ルートには乗らない車両
競技車両は一般的な売却はたぶん無理
自分が現在所有しているGDBインプレッサは,2006年登録のF型。一般的には"鷹の目"と呼ばれているタイプになります。
グレードはSTIのSpec Cで競技車両のベース仕様として販売されていたもの。ラリーに出場するために購入したので,FIA公認の溶接ケージをはじめ,フル補強,アンダーガード装着などの改造を受けています。
外観については競技に使用したため,跳ね石による傷はもちろんのこと,ちょこっとコースオフした痕跡もあり,普通のユーザーからすると敬遠したい類いの物かと。
また,ラリー装備に関しても,一般的な買い取り業者への売却ではまったく評価されないでしょうし,恐らく査定も不可能ではないかと思われます。
実際に買い取り業者に持ち込んだことはありませんが,競技車両を普通の中古車として流通ルートに乗せるのはほとんどムリな感じがします。
競技車両の価値
改造の程度や痛み具合にもよりますが,これから競技を始めたい人や,代替の競技車両を探している人たちにとっては,ノーマルの車両を入手してから改造に費用をかけるより完成している競技車両を手に入れた方が割安。
それに30年位前だったら,EP71スターレットやAE-92カローラなど一般向けに市販されている新車,中古車でも競技車両のベースになるようなクルマはゴロゴロしていましたが,MT車ですら珍しい現在では格安のベース車両を見つけるだけでも大変でしょう。
自分のGDBインプレッサ最大の"売り"は溶接ケージ。本来は安全確保が目的の装備ですが,ボディ剛性も格段にアップするので車体が捻じれる感じがほとんどありません。
ただし,新車を一度バラバラにしてホワイトボディの状態にする必要があるので,手間と工賃が盛大にかかります。そのため,溶接ケージで製作された車両の台数はそれほど多くないはず。
クラブの後輩に譲る
車両製作,メンテナンスでお世話になっているショップに売却の意思を伝え,個人売買で買い手が現れるのをゆっくり待つつもりでいましたが,ほどなく所属クラブの後輩から譲って欲しいという申し入れがありました。
13年落ちの車両としては結構高価な価格設定にしていたのですが,将来有望な若手でもありますし,今後の活躍の手助けになるのならば本望と思い,お値段をちょこっとお勉強して売却することにしました。
キャンピングカー導入に向けての動きが具体化してきたと実感
スーパーロングトレインを契約したり,一部代金を支払いしたりということも具体的な行動なのですが,納期までたっぷり時間がありましたし,自分の生活スタイルに変化があるわけでもないので,実感がわかなかったというのが正直なところ。
今乗っているクルマが手元から離れていくということが決まったことで,いよいよ乗り換えが迫ってきたなという感じがします。
GDBインプレッサを譲渡するのは約一か月後。それまでは壊さないように注意しながら,最後のドライブを楽しみたいと思います。